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「あーソニヌナがジミンのとこ行っちゃった。Aヌナでいいや、髪の毛乱れたから直して」
「は、はい」
「ソニヌナのとこ行けばいいじゃないですか。今、俺が直してもらってるんです」
「なに〜？独り占め？最近Aヌナがジョングギのやってくれるからって」
いよいよコンサートも終盤となって来た頃、衣装に合わせて彼のヘアスタイルを変えていたところへ、慌てた様子のテヒョンさんが近付いて来た。
「あ、あのもう終わりますから、少し待ってて下さい」
「はーい」
彼ほどじゃないにしても、テヒョンさんの整った顔を直視するのもなかなか難しい。それにテヒョンさんは距離感も近いから。だからあまりテヒョンさんのメイクにも関わったことがないのだ。オンニの腕が直ってきたら、今までのように任せっぱなしだったし。
どきどきしながら彼のヘアスタイルを整えてテヒョンさんに向き直る。その間も、横から彼の視線を感じて緊張が高まった。
「ジョングギ〜そんな見つめないでよ」
「別にテヒョニヒョンを見ててたわけじゃ」
「あ、じゃあAヌナ？ジョングギもすっかりAヌナに懐いちゃって」
わたしの頭上でぽんぽんと会話を続ける2人に心臓が大きく音を立てる。お願いだから何も喋らないで。みんなしてわたしと彼の仲を口にしないで。そう思うのに、毎回毎回話されてしまう。それだけ目に付くということなのだろうか。
「あれ、なんか今日はAちゃん人気だね。僕のメイク直しは他の人に頼んだ方がいいかな」
「え、あ、まだ時間があるならもう終わるんで大丈夫ですよ」
「そう？」
「え、もう終わるの？Aヌナ早いね」
彼とテヒョンさんの会話にどきどきしていたら、今度はジンさんがやってきた。3人に囲まれてしまって変な感じ。終わったのだから、離れてくれてもいいのにと思うのに。彼もテヒョンさんもジンさんに向き直るわたしに視線を向けたままだった。
「汗がすっごくて、拭いても拭いても溢れてくるんだよね〜」
「暑いですもんね。抑えるんで少し力入れますね」
「大丈夫〜そのまま全部吸っちゃって」
「それは流石に無理です」
やっぱりジンさん相手だともう緊張がなくて軽口もたたける。ただその間も彼とテヒョンさんは会話がなく、でも確かにわたしとジンさんの横にいるから、それがまた気になった。
「ヌナ、俺も汗収まらないんで最後にお願いします」
「は、はい」
「ジョングギ、本当にAヌナがいいんだね」
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藍(プロフ) - Agust dさん» あわわ！むしろお勉強のお邪魔をしていませんか？気分転換になったのならいいのですが。わたしはいつも素敵なお言葉に励まされております。本当にありがとうございます！ (2019年12月3日 1時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Agust d(プロフ) - 私現在、試験期間中なのですが疲れたときにちょうど更新通知が来ていて「藍さんｯｯ!!!!」ってなりました (2019年12月1日 12時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - exol0725puさん» ゆんぎさんはいつもさらっと核心ついたり、周りを冷静に見ているイメージなので…格好良くしてしまいがちです笑 コメントありがとうございました！ (2019年12月1日 10時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - babe305901さん» わーありがとうございます！嬉しいです。これからも素敵なジョングクをお届け出来るように頑張りますね。 (2019年12月1日 10時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
exol0725pu(プロフ) - ユンギさんめっちゃかっこいい( (2019年11月30日 11時) (レス) id: 0e1f656f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2019年11月10日 9時
