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「そういえば、体調が悪いんだったっけ？」
散々に抱き潰した後に言うセリフじゃないかもしれないけど。思い出したようにヌナに言えば、ヌナは俺に身体を預けたままぐったりしていて、反応がなかった。
いつも通りどろどろになるまで抱けばヌナは動けなくなって。だからそのまま身体を抱き上げて、バスルームに連れて行った。湯を溜めて中に入れてあげて、身体を洗い流してあげてと世話してあげないと、もうヌナは1人では何もできない。そのまま俺に抱えられながら、湯船に浸かっていた。
「ヌナやヒョン達と何買うつもりだったの」
「……これといって何か欲しいものがあるわけではなかったからいいの」
「ふーん」
小さな声で話すヌナはもう眠そうで。このまま湯に浸かっていたら、沈んでしまいそうだった。
「寝るなら、出てからにしなよ。ってか、まだ飲んでないんだし、寝るなよ」
「……じゃあもう出るから」
俺の言葉に身体に力を入れようとするが腰が痛むのか、結局俺の胸の中に戻って来た。それに笑いながら、ヌナを抱き上げて立ち上がる。
「やだ、そのままじゃ床がべたべたになっちゃう……」
「んーじゃあちょっと待ってて」
ヌナを降ろして、バスタブの湯を抜き始める。このままだとヌナ溺れちゃいそうだし。そして俺は素早く身体を拭き、適当にバスローブを羽織る。どこに何があるかなんて、ヌナの家は把握してるから慣れたもんだ。同じようにヌナの身体も拭いて、スウェットを被せる。
「お前、このまま寝たら明日起きれないんじゃない？」
「……まだ準備も終わってないのに」
絶望って顔してベッドに沈むヌナに苦笑する。ここまでしたのは俺だけど。何度もやってんのに、体力付かないもんなんだなって別のことを考えてしまう。
「ちょっと寝れば？俺腹減ったから適当に食わせてもらうわ」
「……絶対に起こしてね」
「あーその前に飲めよ」
いつものようにピルと水を渡せば、怠そうに口に含んでそのままベッドに伏せた。暫くしたら寝息が聞こえてきたから、部屋を後にして我が物顔でヌナの家の冷蔵庫をあさった。
少し迷ったが、1人分も2人分も同じだとヌナの分の料理も作った。まあ作り終えても俺が食べ終えてもヌナは起きて来なかったけど。寝室に向かえば、相変わらず死んだように寝ていた。
「ヌナ……」
ソニヌナ以外、あまりヌナって呼びたくなかった。でも今はそういう気持ちもないな、なんて思いながら何度もAヌナと呼んだ。
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藍(プロフ) - Agust dさん» あわわ！むしろお勉強のお邪魔をしていませんか？気分転換になったのならいいのですが。わたしはいつも素敵なお言葉に励まされております。本当にありがとうございます！ (2019年12月3日 1時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
Agust d(プロフ) - 私現在、試験期間中なのですが疲れたときにちょうど更新通知が来ていて「藍さんｯｯ!!!!」ってなりました (2019年12月1日 12時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - exol0725puさん» ゆんぎさんはいつもさらっと核心ついたり、周りを冷静に見ているイメージなので…格好良くしてしまいがちです笑 コメントありがとうございました！ (2019年12月1日 10時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - babe305901さん» わーありがとうございます！嬉しいです。これからも素敵なジョングクをお届け出来るように頑張りますね。 (2019年12月1日 10時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
exol0725pu(プロフ) - ユンギさんめっちゃかっこいい( (2019年11月30日 11時) (レス) id: 0e1f656f1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2019年11月10日 9時
