【BTS】カタストロフィー【JK】 (ページ7)

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最後の取材を終えて、ぞろぞろとメンバーたちとバンに乗り込む。

嬉しいことではあるけど丸一日オフの日なんて無いに等しく、みんな疲れているみたいで。何人かが座ってすぐに目を閉じた。

JN「ジョングギ、ナマエちゃんのとこ行かなくていいの？」
JK「…うん、心配だし行ってもいいですか？」
JN「ん、行ってあげな」
JK「もしかしたら泊まるかも」
JN「マネヒョンにもちゃんと言っとくんだよ」

ジニヒョンの言葉に小さく返事をして、ポケットに突っ込んだスマホを取り出す。

何時間も前に送ったカトクはやっぱりまだ既読にもなっていないし、何度もかけたのに折り返しの電話もない。

JK「…ナマエ…何してんだろ…」
JM「…まだ、連絡帰ってこない？」

窓際に座るジョングクと、広々とスペースを使って眠るユンギの間で少し窮屈そうに体を縮こませるジミンが心配そうに声をかけた。

JK「うん…充電ないにしてももう仕事終わってるはずだし…心配です」
JM「そうだね…ジョングギも、最近いろいろ悩んでるみたいだしヒョンはお前も心配だよ。何かあったなら相談してね」
JK「ジミニヒョンも……無理しちゃだめだよ」

力なく笑ったジミンにいつもテヒョンと騒いでいるときの面影はない。

ヒョンもなんか悩んでるの？それとも僕に隠し事でもしてるの？ジョングクは言いかけた言葉を心の中にしまいこんだ。