あなたは誰と幸せになる？

ep16 ページ48

JK side


夕方になってもAが帰って来ない

いつもなら連絡が来るはずなのに連絡も来ない



JM「Aどこ行ったのかな」


JK「どこに行くとか言ってました？」


JN「いや、出かけるとしか聞いてない」


YG「あいつも弱いわけじゃないから大丈夫だと思うけど」



そう言いながらもユンギヒョンは心配そうだった



JK「俺探してきます」


TH「俺も行く」


JM「俺も行ってきます」


HS「見つけたらすぐ連絡してね」


NJ「お前らも気をつけろよ」



俺たちはお前1人いなくなるだけで、こんなにも焦ってしまうんだ







・









・





どこを探してもAが見つからなかった



HS「本当にどこ行ったんだろう」


JK「電話にも出ないし」



話していると俺の携帯が鳴った

Aかと思って急いで携帯を見ると、知らない電話番号でテレビ電話になっていた



JK「…はい」


？「やあジョングク久しぶりだね」



画面に映ったのは、昔親友だったジュンだった



JK「なんの用だ」


ジュン「これを見せようと思って」



出てきたのは、縛られているAだった



JK「A！！」


「…グク？」


JK「ジュン、お前なんで！」


ジュン「なんでってお前らを苦しめるために？」



苦しめる…？



ジュン「早く助けに来たら？じゃないとこいつどうなっても知らないよ？」


JK「おい！Aに手出すな！」


ジュン「10時までにここを見つけなよ、そうすればこいつにはなにもしない」


JK「ヒョン！今何時！」


JM「8時半！！」



あと1時間半しかない…



「グク！来ちゃダメ！！こいつら武器もってる！！来たら殺されちゃうよ！！」


ジュン「うるさいな〜余計なこと言わないでよ」


「痛っ…」



Aが殴られた



JK「やめろ！分かったからそれ以上手を出すな」


ジュン「物わかりがよくて助かるよ。じゃあね」




早く見つけ出さないと…



TH「ジョングギ今のは？」


JK「昔の親友です」


JN「ジョングガ、場所に心当たりない？」


JK「えっと…」



どこだ…あいつがいそうな場所…



JK「あ…！俺らが通ってた学校の近くに倉庫があったんです！昔２人でその倉庫で遊んでたんです。たぶんそこに…」


HS「そこに行ってみよう」


YG「Aが言ってたことが本当なら死ぬかもしれないぞ。覚悟できてるか」


NJ「俺らは死にません。大丈夫です。生きて８人でここに帰ってきましょう」


YG「そうだな…行こう」

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