86. ページ42
海の近くのお墓。
一人だけの特別 な 場所。
Aの好きな海も見れて すぐ会いに行ける。
JN「はいスポンジ」
JM「綺麗にするね」
俺たちはみんなでお墓を綺麗にした。
白い菊 そして静かに燃える線香の匂い。
2時間ぐらいお墓の近くにいた。
NJ「そろそろ帰ろう。メディアにバレたら
ここがまずいからな」
俺たちは帰ろうとした。
前から女の子が歩いてきた。
TH「左遷！？」
女の子は俺たちを見向きもせずお墓に座った。
泣いている。静かに手を合わせて。
何か話していた。
「お母さんがね。言ってたの。
いつもいつも 来てくれてありがとうって
あのね。お母さんはね 貴方よりも先に旅立ったよ
親不孝させたくないからさとか言ってて。
私がお店の仕事をしてたら お母さんはね
もう。眠ってたんだ」
その子は俺らがよく行っていた
お店の女将の妹だと思う。
女将は亡くなったのか…俺らは今知った。
「皆さん。Aの命を大切にしてください。
失礼しました。」
NJ「ありがとうございました」
俺たちも帰ろうと車に移動する。
JK「じゃあね。」
俺も帰ろうとした
「ねぇ。グク」
JK「どうしたの」
「悲しい？」
JK「いや 全然」
「以外！悲しいって言いそうだった」
JK「いつもそばでいてくれてんだろ？」
「グガが転んでる時も見てますよ」
JK「それは余計だ……よ」
「何泣いてんのよ グガ」
JK「ほんとは悲しいけど お前がそばにいるなら安心するよ」
「ふふっ。 来てくれてありがとう。
嬉しいよ グガ」
JK「俺はお前を忘れないよ」
「私は忘れちゃうかも。だって消えちゃうもん
けどね。多分生まれ変わったらあなた達と会えると思うよ」
JK「何行ってんだよ」
「そろそろ行くよ」
JK「抱きしめられない？」
「できるよ」
JK「愛してるよ 世界に一人の妹。」
「生きてる時に言ってよね！
グガ私も愛してる。みんなにもよろしくね！」
JK「あぁ。A」
俺は消えるAを手で掴みたかった。
みんなが来て泣いてる俺を
静かに抱きしめてくれた
終わり
ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←85.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1306人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ta0628tm0105(プロフ) - 泣いた… (2021年3月28日 0時) (
レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
せれん - ああ、むり、かなしい。 (2020年4月23日 0時) (レス) id: 47e51700a2 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - とても面白かったです！！私としては、死んでしまったあとのメンバーのところが呼んでみたかったところがあります。 (2019年7月31日 19時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - めちゃくちゃ感動しました！もしよければ、生き返るパターンも書いてくれたらうれしいです！ (2019年7月25日 19時) (レス) id: 18dab331b0 (このIDを非表示/違反報告)
あにょはせよ - やっぱり面白い!!更新頑張ってください!! (2019年7月21日 13時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：marimo | 作成日時：2019年7月1日 20時
