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収録が終わった彼ら達がいる楽屋。
いつもどうりに賑やかなここで
私は涙を流してしまった。
気づいてほしくないけど。 どこか気づいて欲しい。
声を押し殺して みんなに背を向ける。
息が絶えてしまって 声が出てしまった。
『ひっ』
なぜか 賑やかだった楽屋が。
一気に静かになった 背からそれを感じた。
私は手を抑えた。 幸いにも少ししか
涙が落ちていなかったから そっと涙を拭いて
ゆっくり 外に出た。
彼らの顔が見えないように。
私が見た写真は みんなで初のライブ。
今よりもはるかに少ない会場。
少ないarmy達と 撮る私たちの写真。
恋愛が浮上しないようにこっそり写ったのを
覚えている。
"懐かしい"
最後のライブの前に見る最初のライブ。
短いような気がして長いこの人生。
彼らともし出会っていなかったら。
こんな素敵な人生は歩めなかっただろうか。
それとも 別の道で彼らを好きになっていたか。
普通に。 愛している道を歩いていたか。
収録が終わった俺ら。
みんな疲れていて メイクやスタッフも疲れている
なのに、1人だけ手を動かす A。
タオルを巻いて 暑い中1人だけ作業をする。
俺はあいつが嫌いだ。 嫌いになったんだ。
メンバーのことをあんなにも思っていたのに
俺だけ そのまま好きなままで入れるわけない。
ないのか？。 いや。そうだよ。
けれどきになる。あいつだけ働いてんのが。
まぁ。ほっとこう。あんなやつ疲れてどうせ
ほったらかしにするだろ。
対して何もしてないし。
『ひっ』
なんだ今の声。 声の先は俺たちを背にして
スマホを見るA。 泣いているのか？
いまさら俺たちに変えてもらおうとしてんのか？
Aは何もなかったようにそっと
手を抑えながら外に出て行った。
NJ「…Aどうしたんだ」
JN「………… ほっとこう。」
JK「気にしない…ように…… 」
ヒョンやグガも言う。
なぜか引っかかる。 気になった俺は
少しだけメールを送ることにした。
心配しているように送らないように。
送信しました。
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ta0628tm0105(プロフ) - 泣いた… (2021年3月28日 0時) (
レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
せれん - ああ、むり、かなしい。 (2020年4月23日 0時) (レス) id: 47e51700a2 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - とても面白かったです！！私としては、死んでしまったあとのメンバーのところが呼んでみたかったところがあります。 (2019年7月31日 19時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - めちゃくちゃ感動しました！もしよければ、生き返るパターンも書いてくれたらうれしいです！ (2019年7月25日 19時) (レス) id: 18dab331b0 (このIDを非表示/違反報告)
あにょはせよ - やっぱり面白い!!更新頑張ってください!! (2019年7月21日 13時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：marimo | 作成日時：2019年7月1日 20時
