レッテル女。【SG】

レッテル 28 ページ28

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YG side




レッテル女をとっ捕まえて

楽屋へと連れ込んだ。

…まぁ俺の楽屋じゃないけど。





開けた瞬間香るこいつの匂いに

少し安らぎを感じながら

警戒心丸出しのこいつを問い詰める。






YG「さぁ、今度こそ吐かせる」

「…」

YG「そのアザ…どうした。」





話すまで出ていかないと思ったのか、

やっと口を開いたと思いきや




「聞かないで」



たった一言…そう言った。






YG「なん…」


「！？」



理由を聞こうと今度は俺が口を開こうとしたら

焦った様子のこいつに口を手で塞がれる。




「ミンユンギ…隠れて」

YG「？」

「こっち」



楽屋の外から聞こえる男の声…。




俺をソファの後ろに隠れさせると



ｶﾞﾁｬ



MG「おい」




中に入ってきたのは…




MG「クソアマが。何回言ったら分かるんだよ…」

「ごめん」




あのマネージャーだ。





MG「防弾少年団に近づくなって言ったよな？」

「…」

MG「騒ぎになるからやめろって…言ったよな？」

「…」

MG「これ以上お前が炎上すると迷惑なんだよ」




「ただの顔見知りだってば…」

MG「口答えするな！！」




バチンっ







やっぱりな。




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