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2022年5月末ーーー
沢山のアミに出迎えられ、隊を出た。
1年半こんなにも多くのアミが
僕を、僕たちを待っていてくれたんだ……
JN「皆さん、無事務めを果たしてきました。
待っていてくれてありがとうございました」
1人1人と握手をして集合写真を撮った。
その後向かうは実家。
両親と兄は外で僕のことを待っていてくれた。
JN「ただいま」
JN母「おかえりなさい、
よく頑張ったわね」
JN父「おかえり」
いくつになっても、
家族からの抱擁は嬉しくて幸せ。
JN母「いつこっちに来る？」
JN「明後日くらいには。
決めたらすぐ連絡します」
JN母「楽しみに待ってるわ」
JN父「ほら、あの子も
待っていてくれてるんだろ。
早く帰ってあげなさい」
JN「はい」
マネヒョンの車に戻って家路へと、
.
.
.
玄関を開ければ香る柑橘の匂い、
廊下を早足で進んでいく、
ひらけた部屋に出れば
愛しい人は窓の外を見ていた
JN「Aさん、」
視線が合うとお互い顔が綻ぶ、
「おかえりなさい、ジンくん」
近づいて、抱きしめたい気持ちを
グッと我慢して薔薇を差し出した
JN「ただいま」
なんの包みもしてない1本の薔薇
「…一目惚れ？」
JN「8年前にね。今は“貴女しかいない”」
「……私も、貴方しかいません」
やっと、
もう離れたくない。
これからずっと、死ぬまで、死んでも……
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作者名：くちびる | 作成日時：2020年4月17日 9時
