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「ほら、あそこ」
ジミンが指さした先には、見るだけで涼しそうなそれほど大きくはない川。
その手前にはコンロのようなものやクーラーボックスが置かれていた。
『…バーベキュー？』
「正解！」
テヒョンくんが嬉しそうに声を上げる。
「都会でするようなバーベキューほど色々準備はしてないけど、4人で集まってするならあのくらいでも問題ないよねって。ね、ジミン！」
「うん、十分だよ」
川のすぐ手前まで来ればそうそうと流れる水の音に改めて夏を感じれるような気分になる。
「早速お肉焼こ！あと魚も！」
「テヒョン、そんなに急いで焼かなくてもお肉もお魚も逃げないよ。
あと、野菜もちゃんと焼かないと」
「…俺も野菜は嫌です」
「ちょ、ジョングクまで…」
『……ぁ、』
するりと離された手。
…しょうがない。
手を繋いだまま焼く準備が出来るわけもないんだから。
涼しくなった右手をぼーっと見下ろしてると「Aちゃん？」と、まるみのある声で呼ばれた。
「もしかして、もうご飯食べちゃってた？」
『…あ、ううん。逆にお腹すいちゃって』
「ふふ、そっか。じゃあAちゃんの為に早く焼き始めないとね」
見てるだけで癒されるような微笑みに、自然と私も釣られて頬を緩ませた。
着火剤や新聞紙を入れたコンロにライターを寄せると一気に火が燃え上がる。
炭に火を移して焼ける準備が整うまでが凄く早くて、『手際良い…』とぽろりと呟くと、
主に火起こしを準備していたジョングクくんが「小さい頃からの慣れです」って答えた。
私は気づかなかったけどどうやら照れていたらしくテヒョンくんとジミンは笑ってた。
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リンゴ酢(プロフ) - ほんっっとにこの作品大好きです😭🫶🏻💕ずっと読んでいたいぐらい文章が素敵で感動でしかないです....💞130号室さんの作品大好きです！これからも楽しみにしています🙇🏻♀️💕 (11月9日 0時) (
レス) @page46 id: 5c0db9e802 (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - mmne08171さん» mmne様読んでいただきありがとうございます😢✨ジミン帰ってきてくれーー😭あと数話ですが最後までお付き合いどうかよろしくお願いします💖 (2022年10月22日 21時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
mmne08171(プロフ) - ジミン…どこ行っちゃったのー泣 すごく引き込まれました✨何とも言えない感情です🥲 (2022年10月22日 11時) (レス) @page40 id: 71162c9e08 (このIDを非表示/違反報告)
130号室(プロフ) - Suzyさん» Suzy様読んでくださりありがとうございます✨大事に大事にと作ってるお話なのでそう言っていただけて嬉しいです😢💖最後までどうかお付き合いよろしくお願いします💐 (2022年10月15日 23時) (レス) id: e48cc29190 (このIDを非表示/違反報告)
Suzy(プロフ) - 切ない···涙出ました。情景が···すごく好きです🌿🥲めちゃくちゃ楽しみです✨🥲🍀 (2022年10月15日 2時) (レス) id: f57ab1c531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：130号室
| 作成日時：2022年10月1日 0時
