恋を忘れた私と知りたいジョングク

何か機嫌悪いんだけど ページ45

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JK「…」


『…』




なんか、今のセリフ恥ずくね？


行かないで、ここに居て、って…


ジョングクととりあえず目があったまま沈黙が続いてると
私の方へ近づいてきた




『ジョングク、あのさ』


JK「居る」


『…え？』


JK「ヌナがそう言うなら、ここに居る」


『…あ、うん、ありがと』




居てもらえたのは良かったけどもね…


ジョングクはまた荷物を置いて座るから
私も同じように座った




JK「ヌナ、今日もメイクしてるんだね」


『え？あーうん

なんかジョングク達にやるのとはまた違って
結構楽しいんだわこれが』


JK「ふーん？」




なんだその反応




JK「ヌナ、さ、もしかして…」




私を見るその目は、何らかの
感情を含んでる、そんな目をしていた


続きの言葉を待っていると
口をゆっくりと開いた




JK「…好きな人、できた？」


『……え？』


JK「今まで、何年もAヌナと一緒に居てさ
メイクをした姿なんかみたこともなかったのに
急に最近し始めたよね

…好きな人出来たでしょ」




……？？？


何をそんなムスッとした顔をしてるのかと思えば
私に好きな人が居ると思ってるの？


私が自分にメイクをするきっかけになったのはジョングクなのに


仮に私に好きな人が出来たとしても、
ジョングクがそんな不機嫌な顔をする必要無いはずだよね









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