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WZ『…気が済んだ？』
数分、いや、数秒黙って私のハグを受け入れていたジフンが口を開いた。
「まだ、全然、」
私はぎゅっとジフンに抱きついたまま。久しぶりの感覚。あー、やっぱり可愛い。癒される。もうほんとによく生きてこられたな、私。
WZ『…ミンギュってやつの応援、行かなくていいの』
「ミンギュの応援したら誰かさんが嫉妬しちゃうからやめてあげる」
WZ『…俺別にそこまで心狭くないし、やけに上から目線だな、おい、』
「だって嬉しいんだもん、こうやってジフンの気持ち確かめることができ、…て…？」
ん？私、ジフンの気持ち、確かめたっけ？あれ、好きって言ってもらった？
ジフンに覆いかぶさるように抱きついていた私は、バッと上半身を起こした。
下から私を見つめるジフンが可愛くて何を言えばいいのか忘れかけたけど、思い出した。頑張って思い出した。
「ねえ、」
WZ『なに、』
「わたしのこと好きなんだよね？」
好き、以外の返答されるのが怖くて、決めつけるように言った。
WZ『…それ、俺も聞こうと思ってたんだけど』
決めつけるように言ったのに、返ってきた言葉は望んだものではなかった。
「…ん？え？」
わけのわからない言葉たちが返ってきた。
WZ『俺ってAのこと好きなの？』
まさか、まさかの質問にフリーズ。
見事なフリーズ。
WZ『…ねえ、聞いてる？』
ジフンに腕をツンツンされて、やっと意識が戻った。一度深呼吸をして、心を落ち着かせて、もう一度。
「…私のこと、好きなのかって聞いた？」
WZ『うん』
「……好き、なんじゃないの…？え、違うの！？」
WZ『いや、あのさ、嫉妬してたことは認める』
「私とミンギュに？」
WZ『おん』
「…それで？」
ジフンの続きの言葉が怖くて、ベッドの上に正座した。そしたらジフンも上半身を起こして姿勢を正した。
WZ『嫉妬って異性だけにするものじゃないじゃん。友達でも、家族でも、親しい相手になら抱く感情だと思うんだよ。』
「…はい、」
WZ『Aの話を聞く限りだと、嫉妬＝恋愛感情ってことになるけど、その＝って絶対に成り立つものではないよな、』
やばい、ジフンさんがどんどんややこしい方向に話を進めてしまっている。そして、私もどう説明していいのかわからない。ただ、ジフンは私のこと好きなんだよ！！って言うだけなら簡単、この人には、その続きのなぜ？がある。
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
