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「ジフンがおかしいんです」
SY『いや、ジフナの心配より自分の心配しろよ、まだ熱下がってないんだろ？』
結局熱が下がらなかった私は、あの後なんとか帰宅し、今こうして一応お見舞いに来てくれたスニョンから課題のプリントやら何やらを受け取っている。
「今まで私のことなんて1ミリも気にかけたことなかったのに…」
SY『今だから言うけど改めてすごい一方通行だったんだな』
「私からくっつくことはあっても、ジフンから私に触れてくることなんて一度も…！！！やっぱりおかしい！おかしすぎる！！」
SY『あんま大声出すなよ、病人だろ』
「なんなの！？彼女が出来てから…私のことなんて放っておけばいいのに…彼女が出来てウハウハ気分なんじゃないの！？私とミンギュが一緒にいるところ見てから頭の中がおかしいって…」
SY『…なんだそういうことかよ！！！』
「ちょ、いきなり大声出さないでよ、病人そばにいるんだから」
SY『簡単だわ、一択一択』
「一択って何が…」
スニョンは私に買ってきてくれたはずのりんごを食べていた手を止めて、私に向かって意味深な微笑みを投げかけた。
SY『嫉妬だよ、嫉妬！』
「嫉妬…？…嫉妬ってあの嫉妬？」
SY『そう、あの嫉妬』
「なんで？なんのために？ジフンが？私に？」
SY『おまえとミンギュが仲良いことに嫉妬したんだろ〜！』
「……なんで？」
SY『…そりゃー、もちろん…！』
「……もちろん？」
SY『……………なんで……？』
こういう時にスパッと答えが出ないところがスニョンである。さっきまでのドヤ顔意味深微笑みは消えて、また食べかけのりんごに手が伸びる。
「あんたの中途半端な謎解きで余計にモヤモヤしたじゃんバカ！帰れ！！」
SY『一応見舞いに来てんだぞー！風邪うつるの覚悟で！！』
スニョンがまた謎のドヤ顔を披露したところで、私のスマホが鳴った。
「お、ミンギュだ」
通話のボタンを押すと、すぐに聞こえてきたミンギュの大きな声。
MG『A先輩大丈夫！？心配だからお見舞い来たよ！！中入れて〜！！！』
画面が切り替わって、ビデオ通話にしたミンギュは私のマンションの前にいた。
「あんたも風邪うつるよー」
MG『俺昨日の雨でも全然大丈夫だったから風邪ひかないー！入れてー！』
マンションの前でギャンギャン吠えられていても迷惑なので、仕方なく部屋に入れることになった。
スニョンとミンギュが私の部屋にいるという異様な光景の出来上がり。
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
