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MG『新しい恋…？え、A先輩新しく好きな人できたんですか？』
「あー！もうほんとにっ！あんたはどうして余計なことしか言えないのかな！？」
SY『傷だらけになってしまった乙女の心の救世主…そう！ミンギュ！！！』
MG『え、俺？』
SY『失恋の痛みは新たな恋で癒すのが一番！そんな時、運命かのように現れたミンギュ、君こそAの心の傷を癒す大天使に…』
今までとはレベルの違う強さで脇腹を突いたら結構なスピードでスニョンが椅子から落ちた。
「ごめん、あの馬鹿のことは放っておいて、無視してくれて構わないから」
MG『いいですよ』
「は…？」
たぶん私もスニョンも同じような顔をしていたと思う。
MG『いいですよ、A先輩面白いし』
そう言って真剣な顔で私を見るから、不覚にもどきっと心臓の音が鳴る。
SY『え、じゃあAと付き合…』
MG『って言いたいところなんですけど、俺、彼女いるんで無理っす！』
あはははははっ！って豪快に笑うミンギュの声がファストフード店の時が止まった一角に響く。
MG『あはははははっ、え？』
私たちの空気を察したミンギュがゆっくり口を閉じた。
「キムミンギュ、これで私を無意味に振った最低男として私のブラックリストに掲載します」
SY『傷ついた乙女の心をさらに傷つけやがって！』
「あんたも載ってるから」
SY『嘘っ！？』
「そりゃ、彼女いるでしょ、このビジュアルでこの身長で、この性格で？彼女いないほうがおかしい。」
MG『なんか、すみません…』
褒められてニヤニヤしている大型犬ミンギュのパタパタ揺れているしっぽを掴んで今すぐ振り回したい。
「どんな人なの？」
MG『女子校に通ってる高3の先輩なんですけど、』
SY『女子校！先輩！男の憧れ！！！』
MG『通学の電車が一緒で、向こうから声かけられて、』
SY『逆ナン！！！』
MG『それから話すようになって、告白されて、』
SY『相手から告白かよ〜！！！』
MG『可愛いし、まぁいっかって、』
SY『チャラーーーーい！！！！』
いちいち合いの手を入れるスニョンがうるさくて、口に大量のポテトを突っ込んだ。
MG『だからさっきA先輩の話を聞いていいなーって、』
「え？」
MG『その、ジフン先輩でしたっけ？そんな風に誰かのこと好きになったことないから、素敵だなーって』
「…どんなに素敵でも実らなかったら意味ないよ」
MG『そんなことないと思いますよ？』
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
