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MG『Aせんぱーいって…あれ？俺、霊感とかないはずなのに、A先輩の周りになんか、よろしくないオーラが漂っている気が…』
遠くでミンギュくんの声がする。
体育祭会議でまた召集がかかった体育委員である私とスニョンとミンギュくん。
「…………久しぶり」
MG『…全然久しぶりじゃないんですけど、』
SY『おぉ、君が噂のミンギュくんか！』
MG『噂の…？』
2人が適当に自己紹介しているのを聞き流しながら、脳内で昨日のジフンとの会話…というか、喧嘩を再生する。
“あんなって、その言い方はねえだろ！”
地味に心に刺さっているこの言葉。ジフンが私ではない別の女の子のことを庇った。まぁ、彼女なんだから当たり前なんだけど。
からの、
“離れる”
…離れてくれたほうが、私の気持ちも落ち着く、はずだし…だからこうなってよかったんだけど……
SY『じゃ、決定！』
スニョンに肩を叩かれる。
「…え、うん、」
MG『わーい！やったー！』
そう言って笑ったミンギュくんがしっぽを振る犬に見えた。
「え、なに、ごめん、全く聞いてなかった、」
MG『えー、これが終わったらA先輩の悩みを聞く代わりに、ハンバーガー奢ってくれるって！』
「…は、なにそれ、いつの間に」
MG『ってスニョン先輩が』
隣でそれはまぁ可愛らしい笑顔を振りまいているスニョンの脇腹を肘で思いっきり突いた。
MG『A先輩なにかあったんですか？』
「………話すと長くなるから、帰りね」
MG『え、じゃあっ！』
「ジュースのSサイズなら奢る」
ピンっとしていたミンギュくんのしっぽが垂れ下がってシュン…となった瞬間を見た。
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MG『えぇっ！？そんな大失恋をっ！？』
全く会議の内容を聞かずに時間だけが過ぎ、学校の近くにあるファストフード店に3人で来た。
私はミンギュくんにコーラのSサイズを奢り、それ以外は全て自腹で払ってもらった。
スニョンが俺には！？なんて馬鹿げたことをキラキラした瞳で聞いてきたからまた脇腹を突いた。
ミンギュくんには今までに起きた私とジフンの出来事を一通り話した。
「それで、昨日喧嘩を…」
SY『え、なに、喧嘩したの？』
「ジフンがあまりにも無神経だったから、つい、気が立っちゃって、」
SY『で、仲直りは？』
「ジフンが俺が悪かったって言って終わり。でも、もう近づかないって言われた、離れるって」
SY『…まぁ、Aも新しい恋が始まることだし、その流れで良かったと思うよ！』
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るる。 - この物語を読んでから、いつも以上にウジ君が頭から消えなくなりました。最高です。これからも、読ませていただきます! (2018年8月5日 12時) (
レス) id: 05d4b4e0c2 (このIDを非表示/違反報告)
ウジ(プロフ) - 待って待って…………ジアンちゃんめちゃんこムカつくーー！！でもこの物語に出てくるジフナが可愛いからこれからも見にきますね…← (2018年8月5日 1時) (レス) id: 3e4a028e58 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - 展開が面白すぎ…！！てかジアンちゃん聡明なふわふわかわいい系女子だと思ってたらだんだん悪女感でてて事案ですね。(( ほんとに面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年8月4日 23時) (レス) id: 44de3c0285 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！！うじほんとに可愛すぎです、、 (2018年7月31日 13時) (レス) id: 020b3abba6 (このIDを非表示/違反報告)
りりこ(プロフ) - マジで面白いです！ 更新頑張ってください(w^ ^w) (2018年7月29日 15時) (レス) id: d9ed75bc35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いよ
| 作成日時：2018年7月17日 14時
