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「おうおう、そこの兄ちゃん。こいつはワシの連れでな」
「あ？ んなわけあるかよ。だってあんたらと別の方向から来たぜ？」
「あれ、コネシマさんと鬱先生とロボロさんだ。どうしたの？」
「おい！ なんであいつはこんなときばかなんや！ 話合わせとけって……！！」
「こんなときもやろ……」
鬱先生が先ほどのロボロが捕まっていたときと同じ方法でAから引き離そうとしたが、Aにはその意図が伝わらなかったようだった。コネシマがこそこそ声で訴えるのに対し、ロボロはもはや呆れていた。
だが、男の方もよくわかっていない。
鬱先生が嘘をつき、それは嘘だと突いたところまではよいのだが、Aが現れた3人を知っているかのような口ぶりだったことで男の目はぱちくりし、状況がうまく飲み込めていない様子だった。それを感じとったコネシマは狙い目だと説得にかかった。
「は？ ど、どういう」
「あのーーー、こいつ、迷子だったんですよ！ ウン！ だからすんません！ 用事あるんで失礼します！！！」
「姉ちゃんはどうしたのって聞いてたぞ。ほんとに連れなんか？？」
「思ってたけど意外と賢いなこの男……」
「A！ な、そうだよな？？？」
「え？ わたしはスーパーに……」
「Aが帰り遅いから迷子なんかなって探しに来たんや！ な？ はよ家帰ろ。みんな待ってるで」
コネシマが被せるようにそう言うと、ガラの悪い男はようやく納得がいったのかその場から去っていった。知り合い、かつ、どうしたの、という質問にも答えられる機転の利いた対応でAを救出することに成功したのだった。
「ま、たぶんこいつは助けられたとは微塵も思ってないけどな」
「ばかなふりするだけじゃだめかあ。みんなありがとう」
「自覚あるなら話合わせとけや！！」
「いやもう、これは！ ばかを貫くべきなのか合わせるべきなのかと悩んでたつもりなんだけど、いつのまにか今日なに食べようかスーパーでなに買うか悩んでた」
「こいつ…………」
そんな態度に腹が立ったコネシマが一発頭を小突くと「痛！」と大袈裟に小突かれた場所をおさえるA。どうやらAのボケは演技のつもりだったらしい。まあ、3人はいつも通りだと感じていたのだが。
「痛いよ！！！」
「まあまあ、怖い男に話しかけられてるAちゃん見てシッマも心配やったんよ」
「誰がこんなやつ心配するか」
「コネさんそんなぷりぷりせんでも」
「してへんわ！！」
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真白(プロフ) - ふらんさん» はじめまして！いつも楽しんでお読みいただけていることが作ってよかったです……幸せです……リクエストありがとうございます！『消えるなrbr』ですね、考えてみます！コメントありがとうございました！！ (2023年1月14日 20時) (
レス) id: 7c24d7715b (このIDを非表示/違反報告)
真白(プロフ) - 管理人さん» はじめまして！わたしもなければ作るしかねえ！の気持ちで作ったので同じ気持ちの方がいらっしゃってよかったです(^○^) リクエストありがとうございます！！『夢現回廊』いいですよね〜〜…考えてみます！コメントありがとうございました！ (2023年1月14日 20時) (レス) id: 7c24d7715b (このIDを非表示/違反報告)
ふらん(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく作品を読ませて頂いております。リクエストで可能であれば｢消えるなrbr｣をお願いします！作品の更新を毎回楽しみにしております！陰ながら応援しております…！ (2023年1月13日 0時) (レス) @page19 id: 2aa3e97e3f (このIDを非表示/違反報告)
管理人(プロフ) - 初コメ失礼します！！夢主がいたらこんな感じになっていたのかもしれないと言った話をずっと読みたかったんで嬉しいです！！もし可能なら我むつ式TRPGの夢現回廊がみたいです！ (2023年1月12日 23時) (レス) @page19 id: af5b844ff4 (このIDを非表示/違反報告)
真白(プロフ) - 推しが尊すぎるSky(Rei)さん» はじめまして。うれしいコメントありがとうございます！！ がんばります！ これからもよろしくお願いします(OvO) (2022年12月1日 9時) (レス) @page2 id: 7c24d7715b (このIDを非表示/違反報告)
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