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「突然ごめん、轟くん」
「おお、全然いいぞ。なんなら部屋入っても……」
変なことを言いかけ、彼はそのきれいな口の動きを止めた。目線の先を覗くと、そこには勝己くん。
「……何でいるんだ」
どうやら轟くんは気づいていなかったようだ。ムッとしたような驚いたような、見たことのない顔で勝己くんを見つめている。
「……」
「……」
互いに睨み合っている二人。ピリッとした空気が辺りを駆け抜け、本能的にまずいと感じた。
「え、えっと、これ、ノート！ 返しに来ただけだから！ ありがとね！」
慌てて二人の間に割って入る。すぐに先ほどの緊迫した空気がほどけ、ほっと胸をなでおろした。
「お、おお」
ぐぐぐっとめり込むほど轟くんのシャツにノートを押し付け、方向転換。さっさと帰ろう。
「……待て」
「わ！？」
いきなり手首に圧がかかり、ぐいっと後ろに引っ張られる。視界が斜めに、体が後ろに傾く。
ポスッ、と軽い音がして、私は轟くんに受け止められていた。
「何してんだ半分野郎！！！！！」
危うく地面と衝突するかもしれなかった私を見て、勝己くんは激高した。その大声に、びりびりと鼓膜が震える。
「ちょ、落ち着いて、私は大丈夫だから！」
「ぐ、ッ………………」
今にも轟くんに殴りかかりそうだった勝己くん。慌ててなだめると、額に青筋を浮かべながらも引き下がってくれた。
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鼓草(プロフ) - 私の思っているバクゴークンもこんな感じなんですよねかわいかったですありがとうございます何回でも見たくなりますだいすきです（一息） (11月8日 10時) (
レス) @page43 id: a5f127d657 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトウルフ - かっちゃんめっちゃ可愛いっ!!!!凄く好みの作品です!!読みやすくて面白くてかっちゃんかわいかったです(((*^^*) (2021年8月30日 20時) (レス) id: 5ed2c2a248 (このIDを非表示/違反報告)
大根 - いや、かっちゃん可愛すぎ！！「悶絶 (2021年7月15日 21時) (レス) id: 28fe3196c4 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 返信ありがとうございます！ないってことにしときます！笑かっちゃんが他の人と…ってちょっと嫉妬しちゃうので^^;笑こんな素敵な作品に出会えてよかったです！！！応援してます！！！ (2020年5月16日 6時) (レス) id: e2145b5dff (このIDを非表示/違反報告)
ひので(プロフ) - さやさん» きゅんきゅんさせたいと思ってかいているのでそう言ってくださってとてもとても嬉しいです…！（かっちゃん、経験あるのかないのかはお任せします……が私はうぶなかっちゃんとても好きです） (2020年5月16日 0時) (レス) id: e50bebed3f (このIDを非表示/違反報告)
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