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最近、ユーキとご飯を食べに行く。

トレーニング終わりにそのまま二人で行ったのが始まりだ。

たまに話すユーキの妄想恋バナが面白かったりする。

この日は収録終わり、楽屋で話していた。


「A、今度は何食べたい?」

「今度はピザとか食べたいかも」

「おお!いいじゃん!いいじゃーん!探そ」


スマホをいじりながらわいわいしていると

あの男がいきなり水を差す。


「何ゆーてんの、今日俺の家来るって」

「はい?」

「ユーキすまん、今夜こいつに用あんねん」


肩をぐいっと抱かれ、

ユーキとの会話をぶった切る


「…そなの?」


きょとん。

そりゃあいきなり言われたらそうなるよね。


下手に正直になると面倒くさくなるのは明白だったため、私は頷いてしまった。

「忘れてた、ユーキまた後日でもいい?」

「俺はいつでも」


に、と笑顔に戻ったところで安心する。

一方のコーイチはゆっくり瞬きをして私を見つめていた。


「どういうつもり?」なんて目で訴えても彼は軽く笑って「よろしく」みたいな感じで流された。

自分勝手すぎない?

そう思うと自然に眉間にしわが寄っていて、リョウガくんに怖がられた。


「コーイチ嫌いなの?」


リョウガくんは笑っているからこの質問はあくまで冗談だろうけど。

私としては真顔で頷きたい。

けど笑って答える。


「馴れ馴れしく触るから、」

「あは〜、嫌われてる」


「この前もだったよね」

そこにカイが加勢して

コーイチにはスケベオヤジ(私限定)の名称が付けられた。

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作者名: | 作成日時:2017年11月6日 17時

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