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数時間前
とあるオフの日、私はイナズマジャパンのマネージャー４人で買い物に来ていた。
その途中の事だった。
「ねえ、次はあのお店に行ってみない？」
「いいですね！行きましょう！！」
「・・・・Aさん？どうかした？」
冬花に肩をポンと叩かれやっと会話に戻ることのできた私は
「さっきそこに知り合いがいたから、話に行きたいの！
申し訳ないけど、先に行ってて！合流できそうだったらまた連絡するから！」
と中途半端な嘘をついてその場を離れることしかできなかった。
「あ、そうなの？なら楽しんできてね。」
「先輩のお土産は私たちで選んでおきますので！！」
「気をつけてね。」
「うん！ありがとう！」
そう行って別れ、全速力で走って走って追いついた。
「待って！！待って下さい！
・・・・・・待って下さい！影山さん！」
銀髪から金髪に変わった髪は以前よりも高い位置で結われていたが、振り返るとまさしく影山さんであった。
「久しぶりだなA。来てくれると思っていたぞ。」
「・・・なんでいるんですか。
ここにいたら、鬼道くんたちに会ってしまう・・・そしたら彼らも、あなたもまた辛くなってしまう。」
総帥はこのことには深く追求せず、新しい話題を出した。
「これは私のためにやっていることだ。
ところでA。お前に最後の仕上げをしてもらいたい選手がいる。
私からの最後の課題としよう。」
「・・・・ついて行ったら、ちゃんと鬼道くんたちに伝わるように説明してくれますか。
これまでのこと・・・・。」
「・・・それはお前の課題の出来具合による。とだけ答えておこう。」
影山さんのこの言葉を聞いて、私はもうわかっていた。鬼道くんたちにちゃんと説明するつもりはないことも。今後、この先ずっと、鬼道くんたちが自分で気付くまで隠しておくつもりなんだと。
だけど私は影山さんについていくことにした。この人のことを理解したい、理解してくれる人がいないなら
、私がなってみようと思ったからだ。
私にサッカーを教えてくれた「先生」への情だと思う。多分鬼道くんは私よりもあるんだろう。
だからこそ葛藤しているんだ。
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雪音(プロフ) - 更新分読ませていただきました。更新されてとても嬉しいです！ (7月18日 23時) (
レス) id: 0c7dabd8c6 (このIDを非表示/違反報告)
あずきちょこ(プロフ) - 雪音さん» ありがとうございます！！とっても嬉しいです！更新頑張りますね！ (7月8日 19時) (レス) id: ff52b3536b (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - とても面白いです！できれば更新して欲しい (5月27日 13時) (レス) id: c510f125c3 (このIDを非表示/違反報告)
あずきちょこ(プロフ) - 星猫さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！！今後ともよろしくお願いいたします！！ (2021年9月27日 18時) (レス) id: 1615f8fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
あずきちょこ(プロフ) - 遊星さん» ありがとうございます！少し忙しくしていましたが、そう言ったお声があると嬉しく、頑張れそうです！ありがとうございます！！ (2021年9月27日 18時) (レス) id: 1615f8fdf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきちょこ。 | 作成日時：2020年10月10日 15時
