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15 (side玲於) ページ16

隼 「ここ、ここ!」

隼が指さす先には
こじんまりとした特徴もない地味な喫茶店

玲於 「ホントにここなわけ?笑」

隼 「合ってるよ〜
ほら、この写真に写ってる店構えと一緒!」


そう言って見せてきたスマホを覗くと
そこには確かにこの地味な喫茶店



ホントに美味いのかよ
って半信半疑で中へと入る


「いらっしゃいませ!
お好きな席へどうぞ〜」

そう言った店員さんの顔を
何気なしに見ると
どこかで見たことあるような顔



隼もそう思ったらしく
2人で一瞬目を合わせる


窓際のテーブル席に座り
店員さんを目で追う



すると隼が小声で

隼 「どっかで見たことあるよね、あの店員さん」

玲於 「やっぱ?
俺ら共通の知り合いかな?」


やっぱまずは冒険せずにオリジナルブレンドだなっていう隼を横目に
分かりそうで分からないって気持ちわりぃな
って思いながらメニューを見る

玲於 「俺、ホットココアね」


ちょうどそこへ
「ご注文お決まりですか??」
とお冷を持ってきてくれた店員さん



なんかすごい思い出せそうで
めっちゃ見ちゃったわ笑笑
でも逆にこっちがバレたら面倒だなって思って
マスクとキャップは外さなかった


そしたら隣りで隼が分かった!って

隼 「昨日の子だよ!
アメコの帰りに声かけてきた可愛い子!」

そう言われてもう一度見ると
ああ。それだ、だから記憶にあるけど印象薄かったんだって納得


隼 「こんなとこでバイトしてんだね笑
連日会うなんてなんかすごい偶然じゃない?笑」

玲於 「たまたまじゃん?
てかファンってことはバレたら面倒じゃね?」

隼 「えー、けどちょっと気づいてほしい感!笑
昨日はそんな見てなかったとか言ってたけど
やっぱりあの子、可愛いくない?笑」


玲於 「うーん、まあ、、、」

隼 「え、なにその微妙な反応笑
あんな可愛い子に会えるなら俺通うかも〜笑」

玲於 「いや、どうせならコーヒー美味しいからって
理由で通えよ笑」

隼 「それはごもっともです。笑」


そんな会話しながらも
俺はこの時から無意識だけど
その子の姿を追ってたのかもしれない

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設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , 白濱亜嵐   
作品ジャンル:恋愛
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あお(プロフ) - mkmg423msさん» ありがとうござます!初めての作品なので至らない所もあると思いますが、引き続きよろしくお願いします、、! (2018年1月26日 21時) (レス) id: d99d924623 (このIDを非表示/違反報告)
mkmg423ms(プロフ) - 話の内容が自然過ぎてスラスラ読めちゃいます!続き気になるので更新頑張ってください! (2018年1月26日 8時) (レス) id: 95e36f6c78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおさん | 作成日時:2018年1月14日 19時

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