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s side
五関先輩が教室を出た後、
俺は、藤田達に囲まれた。
藤田｢…おい、説明しろよ。｣
藤田が机をバンッて叩いた。
s｢…いや、その、頼まれたのはたまたまで、…｣
藤田｢は？たまたま？
どうせ媚びでも売ったんだろ？
勝手に気に入られやがって。｣
山本｢…もう、退学させちゃえば〜？笑｣
藤田｢ふはっ、そうだな。｣
s｢退学だけはっ、…｣
藤田は、ニヤッとして、
俺の胸倉を掴んだ。
藤田｢退学させられたくなければ、
その振り考えたのお前じゃなくて、
俺だって言え。
後、お前がわざわざお昼休みに
友達に会いに行ってるのだって俺ら知ってるんだぜ？
2人の事傷つけたくなかったら、さっさと
お友達辞めな？
そこまでしてくれたら、退学は免除してやるよ。｣
そう言って乱暴に突き放された。
…ｶﾞﾗｶﾞﾗ
2｢千賀〜いる〜？｣
…えっ、？
t｢…あ、いた。｣
ニカと玉が教室にズカズカと入ってきた。
2｢ね、ちょっと来て。｣
ニカが俺の腕を掴んで強引に教室の外へ連れ出された。
…どうして？
俺なんかしたっけ？
2｢…ほら、玉、聞けば？｣
t｢…や、ニカが言ってよ。｣
2｢最近、昼休み来ねーじゃん。
もしかして、俺達のこと避けてる？｣
避けてるって思われてるのか。
でも、ちょうどいいかも。
2人にも被害が及ぶなら、
自分だけが傷ついた方がまし。
だから自分から離れることにした。
s｢…もう、俺に話しかけないで。｣
2｢は？なんで？
俺らが何かした？｣
t｢…ニカっ、！
もういいって。｣
2｢はぁ…、行こーぜ。たま。｣
t｢…う、うん。｣
ニカと玉は
俺の前から去っていった。
これでよかったんだ。
でも、なんでだろうか。鼻の奥がツンとした。
自分から突き放したくせに。
チャイムがなったのに、
教室には戻れそうにもなくて、
気づいたら、ある場所へ向かって
とぼとぼと歩いていた。
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animal(プロフ) - 藤北ラブさん» コメントありがとうございます(●´▽`●) (2020年10月2日 23時) (
レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
藤北ラブ(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年10月1日 1時) (レス) id: 2f93b320f2 (このIDを非表示/違反報告)
animal(プロフ) - なすさん» コメントありがとうございます！(●´▽`●) (2020年6月5日 18時) (レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
なす - 千賀くんが報われますように…。更新頑張って下さい！ (2020年6月5日 11時) (レス) id: 597fe44510 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：animal | 作成日時：2020年5月19日 14時
