s side ページ30
1人になっちゃった...
当然だよね。
次は、新曲の振り入れだ。
ジャージに着替えなきゃ。
────ｶﾞﾁｬ 楽屋に入る
パッと俺のことを見たんだけど、みんな目を逸らしたり、誰も話しかけて来ない。
二力はずっと雑誌を見てた。
楽屋で着替えようかと思ってたけど、ズキズキするお腹にアザが出来てそうだし、俺はカバンごと持って楽屋を出た。
楽屋以外となったら、トイレくらいしかない。
脱いだら、青いあざが出来ていた。
これは誰にも見せられない...
俺はこの日から、トイレで着替えるようになった。
────新曲振り入れの時間になった。
リハ室に入ると、みんないた。ストレッチやウォーミングアップをしている。
俺も端の方で、ストレッチとウォーミングアップをした。
────ｶﾞﾁｬ 中に入ってきたのは小林さんだった。
体が震えちゃう...
みんな知らないから、バレないようにしなきゃね
俺は必死に隠した
小林｢今回担当する小林です。よろしくね。｣
all｢よろしくお願いします！｣
小林｢『L.O.V.E』て曲を担当させてもらうんだけど、君たちはローラースケートをやってるでしょ？
それを生かした振りにしてみたよ。｣
ki｢いいですね！ありがとうございます。｣
小林｢僕、中居と仲良いからさ、よく君たちのことは聞いてるんだよ。会えて嬉しいよ。｣
all｢ありがとうございます！｣
みんな小林さんの本性を知らないんだ。
知ってるのは俺だけだ。
小林｢じゃぁ、まず、北山くん、藤ヶ谷くん、玉森くんに振り付け教えようかな。｣
kift｢はい！｣
小林｢あ、他はウォーミングアップしといて。｣
smy2｢はい！｣
宮っち、横尾さん、二力はローラー履いて、滑っている。
俺は、とても滑れそうにもない。
全然動いてなくても、お腹はずっとズキズキする。
俺は端の方にずっと座り込んでいた。
そんな俺を見て、横尾さんはたまに俺を睨んでくる。
やる気ないって思われちゃってるよな。...
二力はあれから目も合わせてくれない。
｢はははっ笑｣
あっちからは笑い声とかがたまに聞こえてくる。
3人はもう小林さんと打ち解けているようだった。
────小林｢じゃぁ、次4人来てくれるかな？｣
my2｢はい！｣
立たなきゃ。
俺も慌てて立ち上がって、3人に着いて行った。
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brownanimal(プロフ) - REOさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！ (2019年1月21日 14時) (
レス) id: ff58d7ef60 (このIDを非表示/違反報告)
REO - とても感動しました。続きが気になります！連載お願いします！ (2019年1月20日 21時) (レス) id: dec2c5a9df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：brownanimal | 作成日時：2019年1月5日 17時
