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✿✿✿✿ ページ30




『使用人は全然丸の事嫌ってへんってさ』

『ほんまに?!あ…メイドちゃん…ごめん』

「丸山くん…私は別に面倒だなんて思ったことないから…」

『メイドちゃん…メイドちゃ〜ん!』


眉を下げて私に抱き着いてきた丸山くんの背中に手を回すと、肩に思いっきり頭を押し付けてきた。


『好き…メイドちゃん大好きやぁ…』

「ま…丸山くん痛いよ…」

『でも…僕、もっとメイドちゃんに沢山迷惑かけるかもしれんよ?』

「全然大丈夫だよ?」

『あ〜好き〜!』


丸山くんは1度離してまた抱きしめようとすると、私の体は大倉さんによって丸山くんから離れてしまった。


『ほら新作スイーツ一緒にたーべよ?』

「いいんですか?」

『使用人に買ってきてん。丸の次は俺やろ?』

『な…まだあかん!』

『は?勝手に仕事場に連れてってせっかく今日俺休みやったのに…楽しみ奪われた俺の番や!』

「2人とも…またすぐに…」


やいやい言い始めた2人から離れると、私は3人分のスイーツに合う珈琲を入れた。


「早く食べないとすぐ夕食になりますよ!?」

『俺のおかげで使用人と仲直り出来たんやろ!』

『そもそも喧嘩なんてしてませーん』


永遠に続く喧嘩も私にとっては楽しい日常の1つである。




"
『おい…丸。盗聴やめろ言うたやろ』

『仕事場でAちゃんが口説かれてないか仕込んでただけやし』

『メイド服に付けるなんてほんまに悪趣味やわ』

『自分のモノを大切に扱ってる証拠やんかぁ笑』





表情・青→←✿✿✿



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設定タグ:関ジャニ∞ , 短編集 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2021年11月10日 20時

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