所詮私はモブなんです【歌い手】

7話 ページ8

渉君って誰だよ



てか私今日誰とも話してないし。(忘れてる)



『失礼ですが人違いではありませんか？』



三上「人違いなわけないじゃん」



そう言うと三上さんは、私を突き飛ばした



『え、ちょっ！？』



私の後ろは、下りの階段できづいたときにはもう落ちてて、思いきり頭を手すりにぶつけた



『った、なにす(三上「わっ！？、痛いよ！！！」』



私の言葉を遮って三上さんが大声で言った



驚いて三上さんを見ると階段の上のところで
座り込んでる。



どゆこと？



は？



あんたより私の方が痛いっつの



まじで痛い・・・



？「由良！大丈夫か！？」



三上さんに誰か知らないけど駆け寄ってた



てか由良って名前なんだ



自由で良い・・・的な？



ぴったりな名前やな☆



三上「ヒック、大丈夫、だよ」



？「何があったのか教えてくれる？」



三上「うっ、Aちゃんにあの8人に近づくなって言って突き飛ばされて・・・」



は？



急に突き飛ばしたのは、三上さんで・・・



？「Aって君？」



いつの間にか何人か人が集まってた



『そうですけど』



そう言い、顔を上げる・・・



その人たちの顔を見た途端息が止まりそうになった



なんであいつらが・・・



？「君だれ？話したこともないのによくこんなことできるね」



すごく怒った顔でこちらを見る8人・・・



もう、どっちが突き飛ばしたとかどうでもいい



ここから早く逃げたい



『っ・・・』



何も言わず、重い足を動かしてなんとか
そこから離れることができた

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