42 ページ43
俺と零さんはしばらく抱き合っていた
零さんいい匂いする…
思わず匂いを嗅いでしまう
「フ、何してるんだ？」
「え、いや、なんでもないです…」
バレたぁ！！！
「ははっ、可愛いな」
「な、何言ってんすか！！！」
「なぁ、恋人になったんだし、敬語辞めろよ」
「えぇ！俺、口悪いんで…、それで零さんに嫌われたくないです…」
「俺が嫌うわけないだろ？」
零さんにキスされ、そう言われる
「れ、零さん、キス好きですね…」
「ほら、敬語やめろ？」
零さんの顔が至近距離にある
「わかり…、わかった…」
あー、零さん格好良い…
こんな人が俺の恋人…
嬉しくてつい顔がにやける
「可愛い」
「零さん！俺男だし、可愛いって言われても嬉しくねーよ！」
むっとなり、顔を背ける
「ごめんごめん、愛おしいなって思ったんだ」
零さんが意地悪な顔で笑う
その顔に色気があり、顔が赤くなる
「あー、やばいな、抑えられなくなりそうだ」
俺も男だ、その言葉の意味は分かる
「付き合ったばっかだしな、流石にやめとくよ」
そう言い零さんは離れていく
「とりあえず風呂入れ、着替えは置いとくよ」
と頭をぽんぽんと撫でられる
俺は促されるまま風呂に入る
初めてだけど、いいのになって思ってしまう
正直怖い、でも零さんとなら…
シャワーを浴びつつ思う
「付き合って初日なのに、気持ち悪いか…？いや、でも、さっき…」
あー、やべ、のぼせそ
のぼせそうになり、風呂を出る
出たら綺麗に畳まれたスウェットと新品に見える下着があった
着てみると結構大きい
「身長差、15cmくらいあるし、零さん体格いいもんなぁ…」
自分の体を見てみる
鍛えだしたから少しは筋肉はついているけど、細い
零さんが規格外なだけだ…
よく頭を吹いて、リビングへ向かう
「零さーん、出たぞ」
「ん？あぁ、じゃあ俺も行ってくる」
そう言い零さんは風呂場へ向かった
「ハァー」
ソファーに座り、零さんを待つことにする
今日は疲れたからか、すごく眠い
「だめだ、零さんが戻ってくるまで…、おき、なきゃ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 244人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
新羽(プロフ) - すみません。どうしても番外編が読めないのですがどうしたらいいでしょうか？？もしよければURLを送ってくださらないでしょうか。。。 (2019年8月12日 1時) (
レス) id: ff24c7ded5 (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 丁寧な返答、ありがとうございます。これからもお忙しいとは思いますが、お体に気をつけて「平穏シリーズ」の更新頑張ってください。楽しみにこれからも輪さんの作品を読ませていただきます。 (2019年6月23日 18時) (レス) id: 72842f6fe9 (このIDを非表示/違反報告)
輪(プロフ) - いおりさん» 返信遅れて申し訳ありません！私の作った作品でも見れませんか？R18指定にしてますので、もしかしたらいおり様がフィルターをかけてるのかもしれません。そして最後になりますが、読んで下さりありがとうございます！ (2019年6月3日 17時) (レス) id: e0e81ad316 (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 突然、失礼します。「あなたが好き。番外編」ってどこで公開されていますか。夢小説で探したんですが、見つかりませんでした。ぜひ、教えていただけたらと思います。最後になりましたが輪さんの作品をにやつきながら見させていただいてます。更新、頑張ってください。 (2019年6月2日 11時) (レス) id: 72842f6fe9 (このIDを非表示/違反報告)
輪(プロフ) - のん@天使から墮天使さん» ご指摘ありがとうございます！すぐ訂正させていただきます！ (2019年4月27日 0時) (レス) id: e0e81ad316 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：輪 | 作成日時：2019年4月20日 20時
