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163話 安室side ページ34

「ああ、そうだ。さっきお酒見つけたんですよ」



三人で飲みません?と誘われる



「良いですね」


「話終わりました?」



タイミングよく来る沖矢昴



「あ、昴さん!!今から晩酌しますよ、モヒート飲みましょモヒート!!」



彼女はあろうことかモヒートと叫んだ



「あ、それともバーボンにします?それとも・・・ジンにします?」



そう笑った彼女には裏があるような気がした



「バーボンを頂きましょうか」


「そう、ですね」


「分かりました!!グラスとバーボン準備しますね」



とそそくさとどこかに行ってしまう



「彼女、グラスの位置分かるんでしょうか」


「あ」



など言っている内に帰ってくる彼女



その手にはお酒以外持っていない



「すみません、グラス探すの手伝って下さい・・・」



しょんぼりしながら言う彼女



先程の裏がある感じは気のせいだったのだろうか?

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作成日時:2017年1月8日 23時

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