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162話 沖矢side ページ33

彼女を見た安室くんの目から溢れ落ちる雫



「えっ、あの!?」


「・・・会いたかった」



安室くんは彼女を抱き締めた



「あの!!?昴さん・・・っ」


「ははは、僕は邪魔そうなので席を外しますね」



安室くん達を置いて二階に向かった



――安室side――



沖矢昴がどこかに行き、二人になる



抱き締めた彼女の匂い



少し離れて彼女を改めて見る



「あの、貴方は・・・?」



彼女から発せられた言葉は絶望だった



「実は私、記憶喪失みたいで」



と告げた



そして



「私、降谷Aって言います」


「は、」



間抜けな声が出るがすぐに理解する



そうか、コナンくんかと



「あの貴方は?」


「ああ、僕は安室透です」


「私と、どんな関係・・・だったんです?」



彼女は込み合った話をする



「恋人、ですよ」



そう言うと目を見開いた



「そう、でしたか。ごめんなさい、覚えてなくて」



目を伏せ申し訳なさそうに謝る彼女



そんな顔しないでくれ

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作成日時:2017年1月8日 23時

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