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150話 安室side ページ21
彼女がノックだということはすぐに組織内に広がった
そして必然のように下るモヒートを始末する命 令
彼女の場合ノックというよりは裏切り者に近いと思うのだが
今はそんなことどうでもいい
そのモヒートを殺す命令が僕に下ったのだ
僕とベルモットに
僕は彼女を人気のない倉庫へと呼び出した
倉庫に行くと既にモヒートはいた
来なければ良かったのに
そんな願いも空しく散っていく
「バーボン、どうしたんです?こんなところで話って」
と何も疑わずにいつもの雰囲気で聞いてくる彼女
「それは、」
と言った途端に響く銃声
「っう・・・」
背後にいたベルモットが撃った弾が彼女の脇腹に当たる
ポタポタと流れる血
彼女は膝をついた
「く・・・は・・・っ」
「バーボン、頭を撃ち抜くのよ」
冷静に聞こえるベルモットの声だが少し震えている気がした
彼女もモヒートとは仲が良かったから
「モヒート、何故裏切ったのです」
膝をつきながら傷口を押さえる彼女に銃を向け、見下ろしながら言った
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作成日時:2017年1月8日 23時