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38話 ページ40

朝御飯を安室さんと自分の分を作りテーブルに並べる



そして丁度洗面所から出てくる安室さん



「さ、座って」



促すように安室さんの席を引く



「ありがとうございます」


「あ、私今日予定あるんでポアロ行けないですよ」


「誰も頼んでません」



安室さん寝る前は可愛かったのに



寝起きくそ悪いじゃないかこの野郎



「それに、僕も用事があるので夜からしかいませんし」


「ふぅん?」



用事、ね



朝の電話はベルモットで車出しかな。大変だな、この人



「そうですか」


「で、貴女の用事というのは・・・」



まさか聞いてくるとは



仮説が正しいならまた会えるし



「ただ、割りと好きな人と会うだけですよ」


「・・・っそうですか」



そう言うと安室さんは酷く落ち込んだ様子だった



何で傷付くの。私のことそんな好きなんですか



照れる



その後は普通に安室さんを自宅に送り、自らの準備を始めた



ゴスロリ、ではなく・・・久しぶりに普通の一般女子の着る服に身を包んだ



日傘は忘れずに持って行くけどね



時間が近付くと、指定場所の駅前に立った

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作成日時:2016年12月28日 11時

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