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9話 ページ11

「あ、この方は・・・」



蘭さんがかいつまんで話してくれた、助かるなぁ



「初めまして、阿久津Aです」



少し頭を下げて言う



「はい、初めまして。安室透です」



ニコリと笑顔を貼り付けて



「そうそう、Aさんって25歳なんだって!!」



「えええ!!?」



蘭さんが大袈裟に仰け反った



「そんなに若く見えます?でも安室さんよりは年下ですよ」



そう言うと二人ほど目を光らせた



安室さんとコナンくんだ



「晩御飯にしましょう?」



私の声に皆が、そうだねと同意した



晩御飯を済まし、帰ることに



でも、外は真っ暗でポアロも閉店間際だった



「今日はありがとうございました」


「いえっ、こちらこそ奢ってもらちゃって」


「年下に払わせる程、落ちぶれてはいませんよ」



微笑んで見せた



「では、さようなら」


「はーい」



歩き出そうとすると



「送りますよ」



声がした方を見ると



安室さんが車に背を預け立っていた

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作成日時:2016年12月28日 11時

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