あなたが好き。2【トリップ】

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「それよりもなんでお前がここにいる！」

「そんなことはどうだっていい！ここには爆弾が仕掛けられてる！下でコナン君が頑張ってんだ！2人共協力してやれ！」

「爆弾！？」

「ホー、確かにこんなことしてる場合じゃないな…、ボウヤの居場所を知ってるんだろ、案内してくれ」


ホーじゃねぇよ、ほんとこの人苦手だ


3人でコナン君の所へ向かう

「A、帰ったらたっぷり聞かせてもらうからな、…後、肩すまない、大丈夫か？」
零さんが心配そうに俺を見てくれる

「へーき、後で治療してよ」

「あぁ、お安い御用だ」


原作みたいにボロボロではないな…よかった


コナン君を見つける

「コナン君！」

「安室さん！？それに赤井さんとAさん！？」

「爆弾があるんだろう！見せてみろ！」

「何故それを…」

「話は後だ！解体するぞ…！」
零さんが赤井秀一から工具を貰い、解体を始める


よし、これで爆弾は大丈夫だな
俺はキュラソーの所へ行かないと…！


「どいつもこいつも…！」

「零さん」
俺は零さんを呼び、キスをした

「零さん、生きろよ、俺、ちょっと行ってくる」

俺は走ってキュラソーを探しに向かう
零さんの呼び止める声が聞こえるが今は無視だ

上で大きな音が聞こえる

「くそ…！もうヘリでキュラソーを奪還しようとしてるな…！」


ということはもうすぐ撃たれる…！
キュラソーを見つけないと…！


探しているうちに、ヘリの銃撃が始まる


ここで走るとまずい…
どうする…！！


ヘリの銃撃が1箇所に集まる
すぐキュラソーだと気づく


くっそ！観覧車から出るしかないか！


観覧車から出て、クレーン車を探し、中で待機する
すると観覧車の近くで花火が打ち上がる


｢零さん達か！｣


ヘリが車軸を壊し、観覧車が水族館の方へ回り出す


そろそろか！？


キュラソーがクレーン車に乗り込んでくる

「あなた…！誰！？」

「お前を救いに来たんだよ！観覧車を止めるつもりなんだろ！！」

「もしかして、子供達の知り合い？」

「そうだよ！お前は降りろ！俺がやる！」


死ぬかもしれないが、クレーン車が観覧車にが挟まった後、ギリギリ逃げれるかもしれない…！そこにかける！死んでたまるものか…！


「ありがとう、でも子供達の知り合いを死なせるわけにいかないわ」

「何言って…！」
突然、首に衝撃を感じる

薄れゆく意識の中、笑っているキュラソーが見えた

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