は？ちょっと待って！！ ページ40
アメリカに居を移したてで張り切って仕事をしていたらそれは唐突に─…
「な、にコレ…」
いつも通り情報収集をしていれば、見知らぬ記憶が頭に入ったのだから
いや、この場合は入れられたというのが正しいのかも知れない
「じゅ、10年後？ミルフィオーレ？ユニ…？てか、死にかけの僕って…は？ンンン？
い、いやいやいや、待った。え、何？あれ？ぼ、僕って─」
─白蘭のこと好きだったわけ…？
チラりとソファで寝転んでいた白蘭の方を見れば、座り込んで涙を流していた
白「あぁ…そう、なんだ。ありがとうユニチャン…」
白蘭に10年後からの記憶と彼自身の
白「ボタン」
おぼつかない足取りで僕の方に来た白蘭は僕を抱きしめた
白「ボタン、ボタン…！ぅ…ボタン…!!」
苦しくなるほど僕を抱きしめる白蘭に僕は背中を撫で続け、返事を返す。
大まかなものは一緒なんだろう。それでも、お互いがお互い相手の感情については分からない。僕が再起不能となり、眠り続けていたあいだ白蘭がどう思っていたかなんて僕には分かりっこないのだから─…
僕よりも大きいのに子供のように僕の名を呼ぶ白蘭に愛おしいさがあった。
これは家族愛だと思っていた。恩人から頼られることで満たされる幸福感だと思っていた。
それだけじゃあ、無かったんだ…。
改めて気付く気持ちになんとも言えなくなる
───
─…
ひとしきり僕の名を呼んだ白蘭はフッと息を漏らした
白「じゃ、僕ボンゴレに捕まってくるね♪」
突然の発言だが、この内容なら恐らくは僕が考えている通りだろう
「マーレの力があるからだよね」
白「うん♪でも、捕まるって言っても2週間弱ぐらいさ♪」
2週間弱？
「ボンゴレがそれでお前を解放するかぁ？というか一生押さえつけそうだけど…」
白「大丈夫だよ♪たぶん♪」
ニコニコと笑いながら言う白蘭は何か確信があるんだろう。けれど、こいつのこういう時の笑顔は何か起きると思っていいだろう
白「それじゃあ、僕もう行くね♪」
「はやっ！でもまぁ…うん。分かったよ」
そう言って玄関の取手に手を掛けた白蘭は─…
白「真6弔花の皆が来るかもしれないから、来なかった迎えに行って上げてね♪」
「は」
そう言って白蘭は出て行った
「は？ちょっと待って！！」
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蒼風(あおかぜ)☆(プロフ) - ノルンさん» すみません。お待たせしました!なんかフと「あれ？最近投稿してねぇ！」と試験勉強とがてらイジってたら思い出しまして…これからも更新できるよう気をつけていきます…!! (2019年5月26日 1時) (
レス) id: 6ea4027912 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - うわぁぁぁぁぁ！！！更新待ってましたぁぁぁぁ（泣）続き読めてめっちゃ嬉しいです！有り難うございます！通知来て嬉しすぎて思わずこの時間から叫びました！！ (2019年5月26日 1時) (レス) id: 265a916812 (このIDを非表示/違反報告)
蒼風(あおかぜ)☆(プロフ) - ノルンさん» 楽しんで頂けて何よりです!!亀ノロ更新な身ですが早めに更新できるよう努力致します!! (2018年10月24日 21時) (レス) id: 6ea4027912 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 続きが凄く気になりますぅぅぅ！！！ 更新待ってます（土下座 (2018年10月24日 17時) (レス) id: 265a916812 (このIDを非表示/違反報告)
蒼風(あおかぜ)☆(プロフ) - ０２さん» ご指摘、誠にありがとうございます!!早速修正をしました!!もし、また何かあればご指摘よろしくお願いします!! (2018年2月4日 22時) (レス) id: f1447f68aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼風(あおかぜ)☆ | 作成日時：2018年1月14日 1時
