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ーー…





「思ったより早かったじゃない」

「……あ、あの、」

「改めて名乗らせて貰うわ。ビーナスの支配人、アーシャ・クィーンよ。君は何を望んでここに来たの?」


 突如変わる雰囲気にレトカは唇を引き締めた。数時間前まで対面していた人とはまるで別人なAのオーラに気圧される。

 磯貝に言われるままカジノで遊んでいたレトカは、知らぬ間にコインを稼いでいたらしく、案内されるままVIPルームに足を運んだ訳だが。





「ものを知らない割には随分稼げたみたいね。関心したわ」

「どういう、事、ですか?」

「言わなかった? 私と対等に勝負が出来ない子をビーナス(ここ)に置いてはおけないって」


 そんなの聞いてない、とレトカが口を挟む間もなく、Aはいくつかのカードの束を並べた。


「流石にジャックポット知らないって時はどうしようかと思ったけどね」

「……? あ、あのコインいっぱい出てきた奴……? いつの間に見てたんですか?」

「ビーナスにおいて私に見えてない部分はないわ」

「ひえっ……」


 そんな事はどうでもいい、とAが素早くカードを混ぜた。ポルカで見たやつだ、とレトカが目を張る。その時よりもカードの量はずっと多い。


「視察に行った時も思ったけど、カードゲームが得意みたいね」

「と、得意と言うか……囓ってる的な……? あ、あのホントにアーシャさんとゲームするんですか?」

「当たり前じゃない。他に何をしに来たの?」


 社会勉強です、とは言えない空気。そもそもAはビーナスの技術を盗みたいならAとゲームをしろと言ってるのだ。そう、スタッフに散々言われていたが彼女が気紛れで外の人間を入れる筈がない。


「私に勝てとは言わないわ。でも、いい勝負はしてもらう。それが出来ないならお家に帰りなさい」

「っ……や、やります! やらせてください!」

「……いい返事ね。この世界での戦い方、教えてあげるわ」

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設定キーワード:暗殺教室 , 募集企画   
作品ジャンル:ファンタジー
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camellia(プロフ) - 葵さん» うぐふっ(謎の声)…………有難いお誘い誠に心苦しいけど今回は見送らせていただきます……バチクソに私事なんだけど50作目にこっち名義で新作出せるように諸々準備中なので、現時点で出来かねるのよ……一連が落ち着いたら参加も考えます(震) (11月12日 22時) (レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - camelliaさん» やった〜〜。頑張った甲斐がある(まだ始まったばかり)。一人完成したら公開って形で順番に書かせて頂く予定なので、遅くなるかもしれませんが……! 何に渋ってるかわかんないけど決心付いたらお気軽にお声がけ下さいね笑 (11月12日 22時) (レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
camellia(プロフ) - 好きです(唐突な告白) いや企画の時点でも相当好きでしたけど!!一気読みして心撃ち抜かれました本当に……。募集企画に興味湧いてきたかもしれない。ほんの手伝いの分際でなんですが彼女の子のお話も心待ちにしております(小声) (11月11日 21時) (レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:https://twpf.jp/uranai_aoi  
作成日時:2020年11月11日 17時

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