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「六発のウチ一発がホンモノです。支配人さんが入れますか?」

「イカサマを仕込むかもしれないわよ?」


 今更そんな事します? と嘲笑うデス・クィーン。勿論Aにその気はない。

 慣れた手つきで弾を入れてリボルバーを回す。あっという間に何発目か分からなくなる。その素早さにデス・クィーンが僅かに目を張った。


「随分扱いに手馴れてますね?」

「裏社会で生きていく人間なら当然でしょ」


 返すわ、とボードの上に拳銃を置く。安易に拾わず、デス・クィーンは顎で拳銃を指す。


「一応私も仕事なんです。悪いんですけど、先に二発撃って貰えますか?」


 その後は交互に撃とうと、少し……否かなりAに不利な条件を提示するも、Aもそれでいいと納得する。

 拳銃を手にするAに迷いはない。自身のこめかみに銃口を押し付け、一気に二回トリガーを引いた。


「不発のようね」


 煙も出なければ、Aはかすり傷一つ負ってない。どうぞ。と再び拳銃をボードに置いた。

 しかし問題はそれじゃなかった。

 余りに躊躇いなく引いたその姿勢。度胸も運も味方にしている。それどころか、まるで普通にゲームをする感覚で引き金を引いた。ナチュラル過ぎる動作に、デス・クィーンは自身の判断が甘かった事に気付く。

 一方でギャンブラーとしてのプライドもあった。潔く負けを認めるなんて有り得ない。増してや得意フィールド。自分が負けるビジョンはない。


「……ホント、最っ高のゲーム場ですね!」


 勢い良く拳銃を手にしたデスクィーンは、その勢いのままトリガーを引いた。

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設定キーワード:暗殺教室 , 募集企画   
作品ジャンル:ファンタジー
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camellia(プロフ) - 葵さん» うぐふっ(謎の声)…………有難いお誘い誠に心苦しいけど今回は見送らせていただきます……バチクソに私事なんだけど50作目にこっち名義で新作出せるように諸々準備中なので、現時点で出来かねるのよ……一連が落ち着いたら参加も考えます(震) (11月12日 22時) (レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - camelliaさん» やった〜〜。頑張った甲斐がある(まだ始まったばかり)。一人完成したら公開って形で順番に書かせて頂く予定なので、遅くなるかもしれませんが……! 何に渋ってるかわかんないけど決心付いたらお気軽にお声がけ下さいね笑 (11月12日 22時) (レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
camellia(プロフ) - 好きです(唐突な告白) いや企画の時点でも相当好きでしたけど!!一気読みして心撃ち抜かれました本当に……。募集企画に興味湧いてきたかもしれない。ほんの手伝いの分際でなんですが彼女の子のお話も心待ちにしております(小声) (11月11日 21時) (レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:https://twpf.jp/uranai_aoi  
作成日時:2020年11月11日 17時

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