占いツクール
検索窓
今日:33 hit、昨日:8 hit、合計:4,741 hit

ページ13

『あの、支配人。今から例のお客様お通ししますけど……』

「えぇ、歓迎するわよ」

『……はい。どうかお気を付けて』


 神妙な倉橋の声に対してもAは動じない。彼女の目的位、目星は付いている。

 両側に開かれた重厚な扉の真っ正面。煌びやかな街を見下ろせる大きな窓をバックに、Aは銀色の髪を靡かせる。


「ようこそ、VIPルームへ。支配人のアーシャ・クィーンよ」

「あら、ご丁寧にありがとうございます〜」


 倉橋が下がったのを確認し、入ってきた赤髪の女性が腕を組む。


「貴方が支配人さんね?」

「えぇ。お名前をお聞きしても?」

「そうね……デス・クィーン。……とでも言えば支配人さんは分かってくれるかしら?」


 ガチャ、と懐から聞き慣れない音。次の瞬間には、Aの額に銃口が向けられていた。

 銃を向けられたにも関わらず、Aは妖美な笑顔を崩さない。対してデス・クィーンと名乗った彼女も想定内だったのか、引き金を引く気配が見られない。

 緊迫した空気の中、先に動いたのは。





「……弾、入ってないわよ」

「……ふふっ、流石支配人ですね! やっぱり脅し程度じゃ動じませんか」


 何処か嬉しそうに笑うデス・クィーンに対して、Aの笑顔は崩れない。肩を流れる銀色の髪を後ろに避ける。


「職業柄、狙われる事も少なくないのよ。誰からの刺客かしら?」

「やだなぁ、クライアントの情報までは言えませんよ〜」

「私を殺しに来た、って事ね?」

「感謝してくださいよ? ここのやり方に合わせてちゃーんと勝ち上がって来たんだから」


 銃を指先で回してしまうデス・クィーンにAはありがとうと笑うだけ。異様な空間で、今度は彼女が先に動いた。

・→←Assassin



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
設定キーワード:暗殺教室 , 募集企画   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

camellia(プロフ) - 葵さん» うぐふっ(謎の声)…………有難いお誘い誠に心苦しいけど今回は見送らせていただきます……バチクソに私事なんだけど50作目にこっち名義で新作出せるように諸々準備中なので、現時点で出来かねるのよ……一連が落ち着いたら参加も考えます(震) (11月12日 22時) (レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - camelliaさん» やった〜〜。頑張った甲斐がある(まだ始まったばかり)。一人完成したら公開って形で順番に書かせて頂く予定なので、遅くなるかもしれませんが……! 何に渋ってるかわかんないけど決心付いたらお気軽にお声がけ下さいね笑 (11月12日 22時) (レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
camellia(プロフ) - 好きです(唐突な告白) いや企画の時点でも相当好きでしたけど!!一気読みして心撃ち抜かれました本当に……。募集企画に興味湧いてきたかもしれない。ほんの手伝いの分際でなんですが彼女の子のお話も心待ちにしております(小声) (11月11日 21時) (レス) id: 24ff41186f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:https://twpf.jp/uranai_aoi  
作成日時:2020年11月11日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。