パーティー ページ10
パーティー会場から程よい場所にある桧山さんが所持するホテルで準備をするという事で関さんと一緒に向かった。
案内された部屋はそこそこ上質な部屋で少し気が緩む。
捜査一課とマトリは今日のパーティーの配置を確認しており緊張感を思い出した。
桧山さん達はいつものメンバーで集まっていたが神楽さんに手招きされ向かう。
貴「おはようございます。」
神「おはよう、Aこっちで着替えてきて終わったら呼んで」
貴「わかりました」
着替える際にコナン君が渡してきた博士作発信機付きの盗聴器をバレない位置に取り付け太ももに拳銃を巻いた。
貴「関さん辺りにバレたら殺されるな……笑」
勿論マトリで支給される拳銃とは別だ。
公安としても気を引き締めて行かなきゃ、失敗したら日本が危険な目に遭う
着替えた後神楽さんの元に向かえばヘアセットとメイクをしてもらい色々と確認した頃にはパーティーの時間となっていた。
今回のパーティーは2人分の招待状が送られており環境や状況の判断から服部さんが同行する事になった。
服「それじゃ各自持ち場を離れないように、課長くん指揮を頼んだよ」
関「わかりました。逢坂を宜しくお願いします。」
そうして私達はホテルを後にした。
会場は至って普通で表向き通りの企業家セレモニーだった。
貴「耀さん何飲みますか?」
服「いいよ、Aは座ってなさい」
貴「わかりました笑」
飲み物を取りに行くという名前の会場散策を終え帰ってきた耀さんに御手洗に行くと言って席を立った。
貴『会場内は今の所問題ありません。』
短いメールを関さんに送信して席に戻った。
セレモニーは特に代わりなく順調に進んでいる様に思えたがもう既に裏の取引は行われていた。
貴「耀さん、」
服「こっちにも連絡来た。さて、どうしましょうかね」
勿論この中には一般の人もいる為大体的は検挙は難しい。
貴「もしかしたらこことは違う部屋で行われているかもしれません。さっき御手洗の途中それらしき部屋を見ました」
服「なるほど」
行こうかと席を立とうとする服部さんを引き止める
服「A?」
貴「服部さんが行くと怪しまれます。このセレモニーは後少しで終わる、その後皆さんを連れて応援をお願いします。」
服「……わかった。すぐ戻るけど突っ走りなさんなよ。」
貴「はい」
そうしてお互い別の方向に歩みを進めた。
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翔。(プロフ) - めっちゃ好みです、これからもがんばってください! (2020年3月24日 4時) (レス) id: 78cdf9c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 伊玖さん» なんという温かいお言葉…(><)とても嬉しいです!ありがとうございます! (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» ありがとうございます^^ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
伊玖 - いつか、コラボ見たいなー、とか思ってました。こんなに早く見つかるとは…。しかも、神作。更新頑張ってください。 (2019年11月26日 23時) (レス) id: 99e49cd9ea (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです、更新楽しみにしてます! (2019年10月7日 16時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lia | 作成日時:2018年6月10日 23時