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荒「一応聞いておくがお前がやったのか?」

伸びた男を指差し問われた。

貴「そうですね…関さん仕込みのお陰でなんとか…はは笑」

荒「あのなぁ…」

何か言いたそうだったがそれは夏樹くんによって遮られた。

菅「青山さん今大路さんお疲れ様です!」

貴「お疲れ様です」

少し遅れて頭を下げる

青「下が騒がしかったから降りてきたんだが…どういう事だ?」

貴「あのです…!?峻さん?」

説明をしようとしたら突然峻さんに腕を掴まれた。勿論他の3人も驚いていた。

荒「今大路さん?」

今「Aさん怪我してますよ」

貴「え?」

そう言われて見ると刃が当たったのか腕から少し出血していた。

菅「…!?あ、どうしよ。大丈夫…じゃないよね、」

子供の対応を任されてた夏樹くんが過剰反応して真っ青になっていく

貴「夏樹くん大丈夫だから。ほら、心配してるよ笑」

荒「ナツ」

荒木田さんが名前を呼ぶとハッとして夏樹くんはさっきの様に少年に意識を戻した。

今「Aさんは僕が医務室まで送っていきます」

荒「さっき大体のことはAから説明されたんで。」

青「そうか、今大路頼んだぞ」

今「はい。」

ニコリと笑顔を浮かべて私の手を取って歩き出す。

彼を見上げれば不満そうな顔をしていた。


今「待ってろ」

使われていない会議室に私を押し込んで彼はどっか行ってしまった。暫くすれば救急箱を持って戻ってきた

今「腕出せ」

黙ってそれに従う

貴「ありがとうございます」

今「なぁ、お前…いや、何もない。」

手当が終わりお礼を言ったら真剣そうな瞳でそう言われた

貴「峻さん?」

今「……お前本当にマトリなのか?」

咎めてなのか不審に思ってなのかイマイチよく分からなかったが彼がマトリとして今大路峻として聞いているのはわかった。

貴「……?」

今「わりぃ、気にしないでくれ。ほら、行くぞ」

貴「あ、はい!」

スタスタ先を行く彼にあわせて少し早歩きになったそれに共鳴するかのように私の鼓動が早くなった。

貴『流石いい嗅覚してる。』

___________イツワリノ笑顔を振りまいて

上司→←…2



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翔。(プロフ) - めっちゃ好みです、これからもがんばってください! (2020年3月24日 4時) (レス) id: 78cdf9c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 伊玖さん» なんという温かいお言葉…(><)とても嬉しいです!ありがとうございます! (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» ありがとうございます^^ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
伊玖 - いつか、コラボ見たいなー、とか思ってました。こんなに早く見つかるとは…。しかも、神作。更新頑張ってください。 (2019年11月26日 23時) (レス) id: 99e49cd9ea (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです、更新楽しみにしてます! (2019年10月7日 16時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lia | 作成日時:2018年6月10日 23時

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