本当の ページ11
恐らくこの招待状は特別仕様だろう。他の人と少しデザインが違った。
貴「さてと、本当のパーティーに参加しますか…」
ウェイターを止めグラスを受け取ると例の部屋まで行く。
当然ながら足止めをくらって招待状を確認されるが私の招待状を見るやいなや誰かに連絡をいれた
「どうぞ、お入り下さい。」
番犬の許可を得て中に入れば異様な光景だった。
(気体化されたドラッグか…。まぁ私には無意味だけど。)
田「森口さん、来てくれたんだ。」
貴「部長さんのお誘いは断れませんので笑」
田「そっか笑」
貴「あれ、雅さんの隣にいるのは…」
田「あぁ、1年の花織さん。」
あの子無理矢理連れてこれらたのか、早くここから出してあげないと。
貴「そうなんですね笑。あの、雅さんにも挨拶してきます。」
そう言って不自然にならないよう彼の元を立ち去った
貴「こんにちは雅さん、」
雅「あら〜由里佳ちゃん。こっちは1年の花織ちゃん。」
貴「森口です。初めまして…だよね?笑」
花「はい、こんにちは…」
貴「大丈夫?顔色悪いけど、」
雅「慣れないから少し酔っちゃったのかも笑」
花「すみません、御手洗に行ってきます。」
よろよろと椅子から立ち上がる彼女を支えるようにして私も立ち上がった。
貴「心配なので付いていきますね、失礼します。」
そう言って彼女を心配する声をかけながら一旦外に出た。
丁度突入準備を整えてる関さん達と目が合い私は外で待機のサインを見て由井さんが待機する部屋まで下がった
貴「花織さん、しっかりして。由井さん解毒剤です後はお願いします。」
由「あぁ、わかった。しかし、Aは待機指示が出ているぞ。」
貴「私が紛れ込んでる事が恐らくバレているのでこのままここに居ると由井さんと彼女に危害が及ぶ可能性があります。」
由「捕まりに行くのか?」
貴「…作戦Bでお願いします。」
______万が一私が捕まったらカウントして下さい。ゼロで皆に私の事はどうでもいいから犯人を確保するよう伝えてください。
由「わかった。」
?『ポイント07だ』
貴「了解。」
もう1つの通信機から彼の指示通りその場所にあたかも迷い込んだ様に行く。
___カチャリ
「動くな。」
ほらね、読み通り。男に従って恐らくほぼ制圧されたであろう会場へ入った。
「「Aっ……!?」」
由井さん、お願いしますよ___。
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翔。(プロフ) - めっちゃ好みです、これからもがんばってください! (2020年3月24日 4時) (レス) id: 78cdf9c0d9 (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 伊玖さん» なんという温かいお言葉…(><)とても嬉しいです!ありがとうございます! (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
Lia(プロフ) - 弓道ちゃん♪さん» ありがとうございます^^ (2019年11月30日 12時) (レス) id: 9fd19fcd2d (このIDを非表示/違反報告)
伊玖 - いつか、コラボ見たいなー、とか思ってました。こんなに早く見つかるとは…。しかも、神作。更新頑張ってください。 (2019年11月26日 23時) (レス) id: 99e49cd9ea (このIDを非表示/違反報告)
弓道ちゃん♪(プロフ) - とても面白いです、更新楽しみにしてます! (2019年10月7日 16時) (レス) id: 872209169d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lia | 作成日時:2018年6月10日 23時