最悪な再会_TH side_ ページ3
JK「あ、armyたちが見えてきましたよ」
「……」
今日はいろんなグループが集まる音楽番組だというのにテンションが低い。
って言ってもAの写真が世の中に出回ってからずっと。
JM「テヒョナ、ペンたちを心配させたらダメだからね?」
「うん…わかってるよ」
そして出待ちのarmyたちの前で止まる車。
なんとなく反対のドアから降りる。
その時ふと目に入ってきた向こう側にいる二人組の女の子。一人は普通の格好だけど、もう一人はマスクに深くキャップなんて、なんか暗。
まあ今はそんなことどうでもいいけど。
たくさんのarmyたちの間を通っていく。前を見ないと危ないと思い顔をあげた視線の先にはさっきの二人組。
いつの間に…
その時キャップを被った方の子と目が合ったような気がした。
なんかあの子気になる。
『ちょっと!そこの君!何してるんだ!!』
また歩きだそうとした時男性スタッフが大きな声を出した。
『キャー!!』
『みんな逃げて!!』
すると悲鳴をあげたペンたちがなぜか逃げようとして、俺たちが歩くスペースがあっという間に無くなってしまった。
するとグッと誰かに腕を引っ張られた。
JN「おい!テヒョン!マネージャーが車に乗れって!」
状況が分からず、転びそうになりながらもジニヒョンと急いで車に向かっていると
SY「A!!危ない!!!」
足がピタッと止まった。
今はっきり聞こえた。絶対聞こえた。Aって。
JN「何してるんだ!乗れ!怪我するぞ!」
俺の腕をグイグイ引いて急かすジニヒョンを無視して、声の方を見てみると、ナイフを持っている女。
その女の視線の先には、ずっと会いたかったAの姿が。
『Vさん!早くお乗り下さい!!』
スタッフが強引に俺を車に乗せようとする。
「Aが危ない!!」
JK「テヒョニヒョン!何言ってるんですか!危ないです!」
全然乗ろうとしない俺の背中をさらに強引に押すスタッフ。
「…っ…離せ!!」
JM「テヒョナ!!どこに行くの!!」
乱暴にスタッフの腕を振りほどいてペンたちの間を無理矢理にでも突き進んでいく。
『キャー!!!!』
『あの女を取り押さえろ!!!』
Aが刺される…!!!
『死ねーー!!!!!』
(やめて!!来ないで!!!)
そう叫んだAをかばうように飛び出した。
「…っ…!!」
すると腹部に今までに感じたことのない激痛。
ああ…俺は刺されたんだ。
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BOO(プロフ) - シュガーソルトさん» あ!出産後のお話都下ですか?ちょっと考えてみます!!!コメントありがとうございます泣 (2018年6月10日 16時) (レス) id: 74bd337fb1 (このIDを非表示/違反報告)
シュガーソルト(プロフ) - 2人の間に男の子が生まれてその男の子がママにポッポしてテヒョンがわああああ俺の〇〇〜とか言ってる物語作って (2018年6月10日 13時) (レス) id: 67ebf262fc (このIDを非表示/違反報告)
BOO(プロフ) - 美織さん» ありがとうございます(TT)本当に光栄です(TT) (2018年4月30日 19時) (レス) id: 74bd337fb1 (このIDを非表示/違反報告)
美織(プロフ) - BOOさん» はい!!実はシリーズ1の頃から見てたんです!!!! (2018年4月30日 15時) (レス) id: d461b2548f (このIDを非表示/違反報告)
BOO(プロフ) - 美織さん» どタイプだなんて...!そんな...ありがとうございます(TT)私なりにこれからも頑張っていくので、よろしくお願いします!! (2018年4月29日 22時) (レス) id: 74bd337fb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:BOO | 作成日時:2018年4月21日 22時