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五冊目【取り替える】 ページ7

それから二人リビングから
動けずにいます
うーん、どうしようてかやっぱり指が
気になる

「グル君、さっきごめんね...でも
絆創膏は取り替えよ?」

『ごめんなさい』

え、これは取り替えていいの?それとも
ダメなの?...
戸惑ってると手を出してきた
あ、取り替えていいということですか
しかし、さっきなんであんな拒否してたのか

「あー...裁縫とかしてたの?」

コクンと一回頷いた
裁縫とかするんだ...すごいな...
私は苦手かな...

「すごいね、グル君って...はい終わり」

両手合わせて絆創膏を取り替えました
グル君はじっと両手を見てる
それから『ありがとうございます』という
メモを出してきた

「どういたしまして」

そう言ったら
ちょっと下を向いた...どうしたのかな?

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作者名:アイネスト | 作成日時:2017年9月14日 18時

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