タタは可愛いけどテテはうざい。2

日本 ページ35

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"A〜早く会いたい〜"



私は今空港にいる。思ってたよりもテヒョンたちの日本での仕事はすぐやってきた。

私はテヒョンたちの次の便で向かうことになっている。

既読だけして画面を閉じあたりを見渡す。

空港の雰囲気って好きだな。

その時私が乗る便が到着し、着替えや化粧道具などが入っているキャリーバッグを持って飛行機に乗り込む。

しばらくするとあっという間に雲の上。



(わ…綺麗…)



思わず声が出てしまうほどの窓から見える絶景。写真好きの私はすぐに写真を撮る。

撮れた写真を見て満足。

だんだん眠くなり寝ることにした。

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日本につき、私はホテルに誰よりも早く案内された。

部屋に入り一息ついたころにテヒョンからのカトク。


"日本に着いたでしょ？今ホテル？"

"ホテル"

"わかった〜！ちなみに同じ部屋だからよろしく〜"



(！？)



ベッドからガバッと起き上がる。

は！？待って…同じ部屋とか初耳なんですけど！


"そんなの聞いてない！"

"え？そーだっけ"


とぼけてるか本当にそうなのか知らないけどびっくりするわっ！


"ま、もうすぐ荷物起きにだけくるから"


部屋のことまで考えてなかった…くっそ〜自分に呆れる。

＿＿＿


TH「A〜！会いたかったよ〜！」

「……」



30分くらいして部屋にやってきたテヒョン。持っていた物全部ぽいぽいと投げて真っ先に抱きついてきた。

投げられて部屋の隅まで飛んでいってしまった携帯たちを哀れな目で見る。



「離れて」

TH「ほーい」



意外とすんなりと離れてくれて安心。



TH「俺またすぐに行かなきゃ。最終リハーサルするの」

「ふーん。いってらっしゃい」

TH「んふふ…俺がいなくて寂しいかもしれないけどお留守番よろしくね☆」

「一生帰ってくるな」

TH「じゃ、いってきまーす」



下げていた目線を上げるともう扉が閉まりきるところだった。

ぽかーんとしたままガチャリと閉まったドアを見て立ち尽くす。

いつのまに…

そして部屋をぐるりと見渡す。

ｲﾗｯ

部屋散らかしすぎだっつの！あいつ3分もいなかったからね！？なのに何この散らかしよう！！



(もうっ！)



イライラしながら片付けをする私でした。

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