SNS 2 ページ35
「…とかって、ちいちゃんに言われてね！」
JJ「あっはっはっ(笑)」
二人きりの幸せな夕食
僕達の笑い声が部屋中に響く
「そういえば、昼間に昨日の夕飯の写真をポストしてたね」
テーブルの上に裏返しに置いた僕のiPhone
それにチラッと視線を向けたAは
僕のSNSの話題に変えた
JJ「うん。凄く綺麗に盛り付けされてたし、写真撮りたいなぁ、と思って」
「なんだか、毎日手抜きは出来ないね」
JJ「大丈夫だよ(笑)毎日写真あげるわけじゃないし」
「えぇ……。でも今日も写真撮ってたけど…」
JJ「あぁ……うん。美味しそうだったから、つい」
「やっぱり手抜き出来ない……」
JJ「あっは(笑)そんなにプレッシャー感じなくても大丈夫だからっ！
ほらっ！皆『美味しそうだね！』っていってるよ！」
プレッシャーを感じているAに
皆からのリアクションを表示してiPhoneを渡すと
それをゆっくりスクロールしながら読み始めた
JJ「”幸せそうだね”とかさ”いっぱい食べてね”だとか、皆写真見て喜んでくれてるだろ？
だからそんなプレッシャー感じなくても、Aは普通にいつも通りにしてくれれば大丈夫だから」
皆からのリアクションを丁寧に読んでいるAに
すき焼きを食べながら、Aはそのままでいればいいことを伝える
写真映えなんか気にしないで、これまで通り美味しいものを作ってくれれば良いんだよ、と。
それだけで僕は毎日幸せなんだよ、と
伝えた……はずだった。
「……。」
JJ「ね！だからさぁ……」
「ジェジュン？」
JJ「ん？どしたぁ？」
モグモグとご飯を頬張る僕に、Aは真剣な顔で言った
「私が作ったご飯とか……これからはSNSにあげないで欲しいの」
JJ「えっ……なんで？」
あまりに真剣な顔で深刻そうにそう言ったAに少し驚いて
僕の箸も止まった
「ジェジュンが作ったご飯とかは良いけど……
私が作ったご飯とか、私の存在が分かるようなものとか……
例えばテーブルに並んだコップとか、そういうのはポストしないで？
おねがい。」
神妙な面持ちで、そう言って頭を下げたA
別に僕らはもう結婚しているんだし
それはファンの皆も十分知っている事実なのに…
どうしてAがそんなことを言うのか、僕には良く理解出来なかった
JJ「なんか…書いてあったの？この写真のこと」
「…ううん」
僕は首を横に振るAからiPhoneを取ると
沢山並んだ皆からのコメントをスクロールした
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裕(プロフ) - KTさん» いつもありがとうございます(*´ω`*)続きも頑張りますね♪ (2018年12月13日 23時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - お疲れさまでした。 まだまだ 続きが 気になります。 旦那さん なんて いいなあ！ (2018年12月13日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - KTさん» あ、そっか！だからか！(笑) (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» ノーネガティブ！ (2018年12月6日 11時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
KT(プロフ) - 40歳すぎたら ２０歳離れてる 女と 結婚しても 犯罪には ならないねｗｗ (2018年12月4日 19時) (レス) id: 099478d664 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2018年2月15日 20時
