中二病で何が悪い！

2日目 ページ3

今日も今日とて、学校到着。

『おはよう、皆の者。』

全「おはよう、小鳥遊さん。」

『さあ、儀式を始めようか。』

そう言い、私は鞄からマントと水晶を取り出した。

『今日、我の力を借りたいものは前に出よ。』

モブ1「私です。よ、よろしくお願いします！」

モブ2「あと俺な。頼むぞ。」

『ああ、任せろ。』

私が席に着くと、反対側にモブ1が腰掛ける。

『今日はどうした？』

モブ1「実は最近両親が喧嘩をよくしていて・・・。それで、最近は離婚しようかってところまできていて・・・。でも私は二人とも大好きなんです！だからまた昔みたいに仲良くして欲しいんです！でもどうすればいいかわからなくって。それで力を借りたいなって。」

『お前の言いたいことはよく分かった。それでは始めよう。』

神経を脳に集中させる。
喧嘩の様子を想像する。
解決できると願う。

そこまで出来ればこっちのもん。
脳内に解決策が想像された。

『終わりましたよ。』

モブ1「どうでしたか？」

『そろそろご両親の結婚記念日ですよね？』

モブ1「！はい、そうです。」

『その日に仲直りして欲しいという思いを強く込めた手紙を渡してください。きっと、希望が見えますよ。まぁ、その後はご自分のきもちをぶつけてみなさい。その後は任せますよ。』

モブ1「ありがとうございます！やってみます！」

『ふふっ・・・うまくいくといいですね。』

モブ3「あのさ、なんで聞いてもいないのに結婚記念日が分かったの？」

『それは私には秘められた力があるからですよ。』

全「・・・」

モブ3「そ、そっかー・・・」

『では、お次の方、どうぞ。』

モブ2「・・・」

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