木兎の弟は稲荷崎のリベロ１ (ページ43)

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兵庫に帰って来たから、今日から部活に復帰する。

学校に向かっていると

ドドドドドドドドドッ

うわ。嫌な予感しかしない…。

侑・治「Aーーーー！！！！」

ガハッドサッ

双子が猛スピードで突進してきて倒れた。

侑・治「会いたかったでA～！！！」

『う"苦しい…銀助けて…。』

銀「A大丈夫か！？」

『むり…重すぎ…。』

倫「北さん来るよ」

北さんのワードが出ただけで、双子はスッとどいてくれた。
『倫太郎…助かった。』

休憩中に侑に話しかけた。

『ねぇ侑。俺にトス教えて。』

侑「はぁぁあ！？なんでやねん！」
　「俺からポジション奪う気か！」

『別に取らないよ。』
『東京戻ったときにリベロがトスあげてるの見て、やりたくなっただけ。』

侑「でもあかん！」

『どうしてもダメなの？俺オーバー得意だし、良いトス上げられると思ったんだけど…』
『高校№１セッターの侑くんに教えてもらいたかったのに…』シュン

倫太郎「侑がAいじめてる。」
治「ツムなにしとんねん」

侑「ダァァ！わかった教えたる！」

『よっしゃ』

侑もちょろい。