木兎の弟は稲荷崎のリベロ１ (ページ20)

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木兎「たっだいま～！！ん？かーちゃん誰か来てんのー？」

うえ！？A帰ってきてたのか！！

『おかえり。光太郎、相変らずだね。』

うおおお！俺明日から合宿なんだよ！！ A来るか！？

『行かないよ。部外者だし。』

シュン
しょぼくれモードになった。

『１週間こっちにいるから、空いてる時バレーやろ』

ほんとか！？よっしゃー！

単純なんだよ…。

これで主将とか大丈夫なのか？と心配になってきた。

久々の実家で夕飯を食べて、お風呂に入った。

布団でゴロゴロしてたら

げっ

～♪～♪ ”宮侑”

侑からさっそく電話がかかってきた。

『…はい。もしもし』

侑「サムやっとA出た！ちょ、1コールで出ろや！」

『うるさいほんとに。』

侑「東京着いたんか？」

『着いたよ。』

治「ツム代われや」

侑「いやや！まだ全然話してへん！」

双子が揉め始めたから、電話を切った。

侑「サムのせいで切られたやんけ！」

治「は？お前のせいやろ！」

母「あんたらうっさい！」