37 : sg ページ37
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「じゃあ、行ってくるね、」
「うん。手越のことは気にしなくていいから、増田さんに付いててやって、」
「分かった...... っ、てごちゃん、ごめんね......」
まっすーを連れて病院に行ってくれた小山を見送ったあとも、手越はずっと泣くのが止まらない。
「手越......っ、まっすーは大丈夫だから...... 落ち着いて、ゆっくり息して、苦しくなっちゃう、」
「はぁっ、はぁっ、......うぅ......っ、げほっ、げほげほげほっ、」
「もう...... お願い、大丈夫だから...... 泣かないで......」
こんな時、まっすーならいつも一発で落ち着かせるのに、俺にはどうしていいか分かんない......
きっとまっすーは、毎日こんな風に一人で頑張ってくれてたんだ。
手越はまっすーが落ち着くだろうから、なんて理由つけて、本当は、俺が怖くて逃げてただけじゃん......
「手越.......っ、俺じゃ、ダメかもしれないけど、お願いだから...... 頼ってよ......」
やっぱりお前が引っ張ってくれないと、どっち向いていいか分かんない......
「............し、げ、っ、」
「えっ...... なに、どうした？どっか苦しい？」
「......っ、あたま......ぐらぐら、する......、げほげほっ」
「頭しんどいの？ちょっと待って、」
とりあえず吐き気は治まったみたいだから、近くにあったクッションを枕にして手越を横向きに寝かせる。
「手越、ゆっくりでいいよ、ここ、横んなれる？」
「うん.......っ、」
横になった手越は本当に苦しそうで、でも発作が治るのを待つ以外何もしてあげられない。
こんな時に、ろくにかけてやる言葉も見つからないなんて、本当に情けない......
「しげ......っ、......まっすーの、こと ......たすけて、......っ」
「大丈夫だって...... 小山が付いてるから、大丈夫。大丈夫だよ...... まっすーは、そんなに弱くないから......」
手越が泣くから、俺まで涙が溢れてくる。手越が病気になってから、今日が一番怖くて、不安で仕方なかった。
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みーぽん(プロフ) - みささん» こんにちは！こちらこそ、ありがとうございました。書くの楽しかったです(^^)またリクエストお待ちしております！ (2019年10月30日 13時) (
レス) id: d6634a8534 (このIDを非表示/違反報告)
みさ - こんにちは。リクエストに答えてくださってありがとうございます。テゴマスの絆が美しいです。またリクエストさせてください (2019年10月30日 8時) (レス) id: bff42f472f (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - MoMoさん» はじめまして！いつもありがとうございます(;o;)！移行後になるかと思いますが、ぜひ書かせてください！◎ 引き続きよろしくお願いします。頑張ります！ (2019年10月29日 23時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
MoMo(プロフ) - はじめまして。いつも更新を楽しみにさせて頂いてます！よかったらリクエストお願いします。少しの間入院しなければならなくなり、寂しがってるのを3人がどうにかしようと頑張るお話が読みたいです！毎日大変だと思いますが、陰ながら応援させて頂きます！ (2019年10月29日 23時) (レス) id: 82e5569775 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - いくっちさん» いくっちさん、ご無沙汰してます！リクエストありがとうございます(*´-`) ぜひ書かせてください♪ (2019年10月29日 22時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーぽん
| 作成日時：2019年10月21日 21時
