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親の怒鳴り声のように鳴り響く目覚まし時計。
そんな音が耳元で鳴っていたら嫌でも目が覚め、まずは起床後恒例のLINEチェック。
通っている中高一貫校のダンス部の一つのグループ【SEVENTEEN】のマネージャーを担当している私は普段からメンバーの同学年の子達3人と一緒によく行動している。
別に女友達が居ないわけでも無いが女子特有の空気感があまり好きではないから私はSEVENTEENのメンバーを凄く頼りにしている。
夜のトークの盛り上がりはいつもバラバラだけど早く寝てしまう私はいつもこうして布団にくるまりながらベッドで確認している。
昨晩の盛り上がりは中国からやってくる留学生の話。
大型犬明日、留学生来るらしいよ!!!!
ハムちゃんえ、俺らのクラスにも来るよ
剛田は?まじかよ。女?男?
大型犬いや、まだ分からないけど可愛い女の子がいいなあ
剛田Aみたいな感じのやつきたらどうする?
ハムちゃん絶対いや!!!!
ジョシュアAに怒られてもしーらない
ぶちゃんヒョン、ドンマイ
絶対学校行ったらシバいたろ、クォンスニョン。そう思いながら携帯の電源を切り制服に着替え朝ご飯だけがポンと置いてあるリビングに向かう。
あ、そうか昨日の夜に今日から出張なんて言ってたような気がする。
誰も居ない無駄に広い部屋で一人で用意されたご飯を食べる。
ご飯を食べる前につけたテレビの音だけが部屋に響く。
皿洗いが終わったところで中等部3年のスングァンと2年のディノが家に迎えに来てそこから一緒に学校に向かう。
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作者名：pomyu | 作成日時：2020年2月15日 10時
