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第六声 ページ7

A

＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋＊＋

…なんだったの？今の？ 心の奥がポカポカする。

翔君のあの言葉が頭に蘇る


(翔)『だったら、俺が笑わせてみますよ。もう一度、あの声を出させてみせる』

私でももう一度笑えるのかな…？

ふと、私はあの折鶴がしまってあるクローゼットを開けてみる。

(優斗)「んだよ…これ…」

そこには、一万羽をゆうに超える数の鶴があった。


私は、


もう一度


笑えるのかな？



もう一度


声を出せるのかな？


ねぇ、初めて見たあなたに


もう一度会いたい。


私の声は………









(貴)「綺麗ですか…？」

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作者名：ちびひよ | 作成日時：2013年4月22日 22時

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