💙#12 ページ13
mahitokunn.💙
m「ぁ、あうぅ...(´;ω;`)」
てるちゃんの服を思いっ切り握り締めて、ちょっとずつ歩く。
t「大丈夫、怪しい人じゃ無いと思うから、(笑)」
ふわふわと頭を撫でてくれる。
m「...っ、(泣)」
t「僕喋るから、安心して。」
インターホンのボタンを押して、こちら側の声が聞こえるようにする。
t「どちら様ですか?」
?「...」
t「え、っと、あの、...ッあれ、?」
てるちゃん困ってる...僕が助けなきゃ。
ドアに向かって歩き出す。
鍵を開けて、玄関が暖かい光に包まれた時、てるちゃんの声がした。
t「あっ、まひとくん...まだ駄目!」
m「っえ、」
てるちゃんの指示を聞こうと振り返ったが、遅かった。
?「よし、殺った。(ボソッ」
目の端に光り輝く金属が見えた。
ぐぐぐ...
腹部に、鈍い痛みが走る。
m「うわああぁあぁ!!」
痛い...痛い痛い痛い痛い!!
ドロドロと生暖かい血が僕の体から噴き出してくる。
m「え゛、げほげほッ...てる゛ちゃッ、!」
朦朧とする意識で最後に見たのは、マジギレしたてるちゃんの顔だった。
t「ね〜えっ♪僕の『まひと』にさー...何してんの?」
どすっ
t「悪い子は寝てな。」
?「かはっ...」
__________
t「まひとくん...起きて...」
m「...ぅ」
全身が金縛りにあったみたいに、動かない。
状況が理解出来ない僕の上から、ふわっと良い香りが漂ってくる。
t「まひとくん、動いちゃ駄目だよ?傷、意外と深いんだから〜。」
ゆっくりと開けた僕の瞳に写っていたのは、顔に大きな絆創膏を貼ったてるちゃんだった。
m「てるちゃぁ...ほっぺ、どうしたのぉ...?(´・ω・`)」
t「ッ...ちょっとね、」
ちょっと、ムッとした。
そんなお茶を濁した言い方無いじゃんか!
t「そう言えばさっきの変な人、誰か分かったよ。」
m「っ誰!?」
t「えっ...とね...怒んないでねぇ...|ω・`)フルフル」
ほんの一瞬のはずなのに、とても長時間に思えた。
だっててるちゃんがこんな辛そうな顔すんの始めて見たんだもん。
思わず見惚れていると、重々しく口を開いた。
t「僕の...元カノだったんだ...」
m「は?」
t「ビクッご、ごめんなさいッ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
m「てるちゃんは...彼女捨てて...僕のとこ来てくれたの?」
t「え、あ、うん...?」
嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい♡
やっぱてるちゃんなんだよな〜♡
もう結婚しちゃおう、♡///
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凪 - ンンンン!結構前から認知はとてつもなく嬉しいです!!!次の作品も沢山コメントさせてもらいます!!! (2022年10月5日 16時) (レス) id: f0ceab6806 (このIDを非表示/違反報告)
紫騎。(プロフ) - 結構前から認知してますよ?👓✨僕の事気に入ってくれたみたいで嬉しいです💖こうして支えてくれて本当にありがとう💕僕も凪さんが大好きです❤(ӦvӦ。)次の作品も沢山コメントしてくださいね??✨ (2022年10月4日 8時) (レス) id: 79bd70445b (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 紫騎。さん» これからも応援します!認知のようなコメント!!!とっても嬉しいです!神作者さん!紫騎さん!作品も紫騎さんも大好きです!これからも頑張ってください! (2022年10月3日 22時) (レス) id: 4f2278291a (このIDを非表示/違反報告)
紫騎。(プロフ) - 凪さん» コメントありがとうございます💖凪さんには、もうめちゃくちゃお世話になってます😭本当に感謝してもしきれないよ(´;ω;`)💧重い話好き同士が見つかって嬉しい❤(ӦvӦ。)これからも応援よろしくお願いします💕🎉 (2022年10月2日 19時) (レス) id: 79bd70445b (このIDを非表示/違反報告)
凪 - いつも作品拝見させてもらってます!私も重い話だいぶ好きなので読んでて楽しいです!移行おめでとうございます!これからも応援させてください! (2022年10月2日 19時) (レス) @page42 id: 4f2278291a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫騎。 | 作成日時:2022年5月17日 20時