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てか早く那須を
誘わないと女の子たちに
先越されちゃっていっしょに
行けなくなるかも…
「あ、」
「浮所」
「那須、」
ちょうどいいところに…！
「あ、那須、今日の
花火大会いっしょに行かない…？」
「花火大会？」
「うん、
それかもう誰かと約束してる…？」
「いいよ、いっしょに行こ」
「え、ほんと？」
「うん。
他の人と約束してないし」
「良かった…」
「じゃあ6時ぐらいに
浮所の家まで迎えに行くわ、」
「うん！」
.
「ここ全然人いないね、」
「うん。ここだと静かに見れるし」
那須といっしょに
花火見れるだけで嬉しいのに
周りに誰もいない状態とか…
幸せ…
「…那須彼女とかと
来たかったとか思わなかったの…？」
「まず彼女いないしなー
でも弟は今日彼女と
花火大会行ってるみたいだから笑
羨ましいな〜って」
「弟那須より身長高くて
かっこいいもんね」
「それ言うな笑」
他にもくだらない話をしてた。
ﾄﾞｰﾝ
「あ、花火始まったな」
「ほんとだ、」
2人だけだ…
「綺麗だね、」
「うん、めっちゃ綺麗」
「うん、
…え、」
那須の方を見たら
顔がすごい至近距離にあった。
「…」
那須が急に真剣な顔になって、
もっともっと距離を縮めてきた。
「ん、…」
「…浮所は彼女ほしくないの？」
「…俺は那須がほしいから…
彼女はいらない、…
ねぇ、何で今キスしたの…
ん、な、すっ…//」
舌を絡められて、
息がうまくできない。
「俺も浮所がほしいから
キスしたの、」
「え…//」
「このあと俺ん家ね？」
「う、うん…//」
那須に好きって言いたかったけど、
今言っても花火の音に消されそうだから
あとでいっぱい言うことにした。
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作者名：あおそう＊ | 作成日時：2019年7月28日 17時
