生きてる世界が違うから ページ9
突然思い知らされる、私と彼らは生きてる世界が違う事に。物心ついた時から家族に愛されて、やりたい事をやっている。
行ってらっしゃいからおかえりまで。出かける時には気をつけてねの言葉。暗くなると危ないから明るいうちに帰って来てねとか言う心配。
愛っていいな……幸せに見える。
前にも思ったな。私がただの一般人だったら……って。
『はぁ〜〜〜〜……なーんか急に憂鬱。考えたくないのに、考えさせられるなぁ……』
やること終わったし、次の作業でも柳くんに聞こう。時間は有限、さっさと行動してしまえ。どよんとした心の空気を振り払って足を動かす。
『柳くん、次何するの?___
ー ー ー ー
部活の時間が終わった。幸村くんに制服に着替えたら門のとこまで来て欲しいと言われたため少し急ぐ。
『お待たせしました。』
門に着くとレギュラー全員揃ってた。オールスターズかよ。彼らも今来た分と言ったのでそれを信じた。
幸村「藤蝶さんを読んだのは、今からあるとこに連れていきたいからさ。もちろん来るよね?」
『なんで今言うんですかねぇそれ。どうせ来いって言うんでしょ、仕方ないから行く。』
幸村「ふふ、話が早くて助かるよ。っと、その前に!皆で自己紹介しよう?」
なに急にイベント始まったわ。でも確かに、私柳くんと幸村くんとしかまともに会話してないし名前知らないや……
『よし、みんな名前言ってくれ。覚えるかは知らんけど』
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作者名:朝 | 作成日時:2022年8月9日 14時